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【着ぐるみ小説】ロボ配信者⑤(終)

 ロボット着ぐるみの配信者の話。

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 結局……私は自分の出て行っていい場所といけない場所を理解しているつもりだ。

 だからこそ、完全体着ぐるみでイベントか何かに出てくれと言う問い合わせに対しては常にNOと言っている。

 "AV女優は表に出る資格がない"は暴言ではあるが、その姿が選べる着ぐるみで、専らオナニー配信している着ぐるみを、人々の目の前に出すのは何か間違いである。

 私が何かなって、着ぐるみが絶対に脱げないとか言う事態にでもなれば違うだろうが、万が一表に出なければならないとなれば、別の着ぐるみを作ればいいだけである。

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