【着ぐるみ小説】レンタルドラゴン③
あるテーマパークには、着ぐるみとデートできるオプションがあり……
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ヴォルガンくんの為になること――と言って、独り善がりなことをしてもダメだろう。
私が漫画を描けるならファンブックでも作ればいいだろう。写真が得意ならば、写真をネットに上げて草の根で宣伝してもいいだろう。
でも、私にはそんな才能もないし、今更と言う感じではある。
現実問題、そう言う活動をしているファンは少なくないのだけれど、それが具体的に世間に対して響いているかどうか微妙だ。
地元のパークに対する情熱はイマイチである。
若い人からすれば夜行高速バスに乗るなり、早朝から自家用車で飛ばすかすれば、大都市の大きなパークへと辿り着ける。
そして県境を跨いだところにも、市営の小さな遊園地があり、こちらはこちらで基本の入園料無料で子供用の遊具が豊富ということもあって、子連れ客はそっちに食われると言う次第だ。
少子化のこの時代、子供をメインターゲットにしたパークで食い合いなんて共倒れでしかないだろう。
そう言う諸々を考えて、周辺施設は割と大人向けだ。
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