【着ぐるみ小説】レンタルドラゴン②
あるテーマパークには、着ぐるみとデートできるオプションがあり……
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そして当日がやってきた。
随分気合いが入ってしまったなと恥ずかしがりながら、パークへと向かった。
いきなりポンと百万放り投げるような人間だから、さぞかし金持ちと思われたようだ――確かにお金は沢山持っているけれど。
国産のコンパクトカーで向かったら、出迎えたパークの人達に妙におどかれた。
私もこういう経験は初めてだから、妙におどおどしてしまって、妙な雰囲気になってしまった。
とは言え来ているものはしっかりしているので、一応金持ちとしては見てくれたようだ。
しかし一歩間違えば、着ぐるみとのデートしたさに百万円積んだやべぇ女と言うことになるか……確かにヤバイ。
何にしても私はパークのゲートまで歩いて行く。
係の人と色々と談笑をしながら、勢いで百万円プランを選んだのだと言う話をした。
思い出のパークがどうのこうのと、適当な話を作ったり脚色したりしたが、そうでもしないと格好がつかないと思っただけだった。
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