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パラノーマルバイノーラルASMR②(終)
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VTuberが引っ越したら、そこには幽霊が居着いていて……
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※挿絵はDALL·Eを用いています。
専業の個人Vなんてやってると、生活リズムなんてあってないようなものなのだが、それでもゴミの時間は守らないと大変な事になる。
そして朝外に出れば、嫌でも住民と顔を合わせることになる。
音大のキラキラした女子の中で、ジャージ着たいい歳こいた女がゴミを出しているのだから、まぁ異様ではある。
それでも仲良くしてくれる人はいる。
具体的には隣の部屋のフミカさんだ。
今年入学した声楽専攻の子で、毎日忙しくしているようだった。
昔は引っ越したら隣近所に挨拶するのが普通だったが、昨今は防犯の事情で推奨されない行為だ。
何にしても、私の話をすると目を丸くして色々聞いてくる。
初々しい女の子だ。
コンビニ店員とも顔見知りになるし、深夜までやってるラーメン屋は常連となってしまった。
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