
【着ぐるみ小説】ジュラシックメイドカフェなお白亜紀④
ヴェロキラプトルになれるスーツを着た女性のコンカフェの話。
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朝目覚める。
自分が恐竜であると言う事実の喜びと、同時に、それが着ぐるみであると言う絶望がある。
あぁ、何か魔法でも掛かって本当にラプ子にでもなればいいのに。
そう思いながら着ぐるみを脱ぐ。
眠りが浅かったのか深かったのか、まだ暗い時間に起きたのだ。
取り敢えず身体から醸された臭いがする。
自分で自分の体臭を感じるというのは相当である。
尤も、こういう臭気は、自分自身としては案外香しいモノではある。
と、同時に、これは他人からしたら耐えられない臭いだろうなというのは察する事が出来るのだ。
早速着ぐるみを脱ぎ、シャワーを浴び、あれやこれやを殺菌シートで拭い、消臭殺菌スプレーで念を押す。
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