『【着ぐるみ小説】君は美少女になりたいか?④』書きだし

 美少女着ぐるみカフェの店員になった男子大学生の二人組の話。(本編は三月中旬頃公開予定です)

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 着ぐるみを着ると、とてもとても気持ちいい気分になる。
 まるでカエルの姿を捨てて、元の姿に戻った王子様のような気持ちだ。
 これが真実の姿であると思えてしまうほどだ。

 自分がこんなにも可愛いと言う事実が嬉しくて、そして目の前にいる女の子も皆等しく幸せである。
 そんな女の子の中身が何であるかは実に意識していない。

 恐らくは男なのだろうと言うのは分かるけれども、外見でそれを見破ることは出来ないし、着脱は必ず一人ずつ、時間を区切って行っている。

 だから時間通りに行かないと、守衛さんから怒られるし、着ぐるみを脱いだらさっさとシャワーを浴びて退場する必要がある。
 退場がはっきりしてから次の子が着替えを始めると言うカタチだ。

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