『【着ぐるみ小説】ジュラシックメイドカフェなお白亜紀①』書きだし

 ヴェロキラプトルになれるスーツを着た女性のコンカフェの話。(本編は二月下旬頃公開予定です。)

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 私はなんというか、メイド服がもの凄く好きだ。
 無茶苦茶買いそろえていて、何かの博物館でも出来るレベルだ。
 そして同時に恐竜が大好きだ。

 無駄に器用だから何でも出来る――と言う事で、最初は恐竜にメイド服を着せて、メイド服の変遷をまとめた同人誌とか言うニッチな本を作ったりもした。

 あぁ、恐竜になりたいなぁ。

 自分が変な女だと言うのは理解している。
 でも無駄に情熱と、そして無駄な器用さがあるのだった。

 美大を出た訳じゃないけれども、無駄に造形の勉強というか訓練らしいことを続けていて、それは大人になってからも続いていた。
 学生の頃にメイド恐竜のガレージキットを出した事もある。

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