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【ロリババア小説】無垢の巫女①

 子供の巫女を演じなきゃいけない話。

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 私はこの世界の"管理者"であり、この世界の人々に祀られる"巫女"でもある。

 先にあっさりと世界の真実を話してしまえば、"先史時代"に大きな世界大戦が起こり、虐殺の炎に世界は包まれた。
 百億人を超えた人口は三万人までに減ったし、大多数の土地が汚染された土地となっている。

 生き残った人々は文明を捨て、文明を忘れ、牧歌的に生きることを選んだ。
 しかし、人間は本質的に変わらないだろう。
 戦争を起こさないことを至上命令として、人間を導く存在も必要だ。

 それが自律保護プログラム"地母神"だ。
 この社の地下に全ての機能が収められていて、軌道上のシステムと並行して地上を監視する。

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