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【通常版】美しき乳白色
女の子が少しずつドラゴンにTFする話です。
「少しずつドラゴンにTFする話」の全年齢版になります。
※当記事、及び関連する私の著作物を転載した場合、1記事につき500万円を著作者であるFakeZarathustraに支払うと同意したものとします。
※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。
※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。
※挿絵はDALL·Eを用いています。
先にぼやき
アンテナが低いので、最初の投稿始めた(2024/2/25)の前日ぐらいからルリドラゴンの存在を知ったわけだけど、絶対こんなのウチが書きたかったタイプの話じゃん(書けるとは言っていない)ってなって、今書いたらモロパクリよなぁって感じだ。
ただ、ドラゴンTFモノは今まで散々書いていたので、まぁそれはそれでいいかと言うことにした。
TFも「朝目覚めたらなってた」と、「シークエンスが描かれる奴」と、「じっくりと変わっていく系」の三つに大別されて、まぁあとは繭になるとか、皮モノとか腹食い破るとか、三つじゃねぇじゃん。って訳で、今後もTFの可能性を追い続けるからな!
それと商業誌に載せられないようなニッチ表現は俺しかできないって思い込む事にしてる。
AIでもこの仕事は奪えまい。(奪うタイプのAIが出たらそれはそれで嬉しいが)
一応、オリジナルはR18念頭に置いた小説で、まぁそういう表現を多分に含んでたのですが、思った以上に筆が進んで4万字ぐらいになったので、危うい表現を削除して、出来れば加筆もしてきちんとした小説に仕上げられたらなぁ……って考えでやっていきます。
まぁウチがJK書いてもおもろないしな!
大空を飛ぶ夢を見た。
それは妙に現実味があって、ごく自然に背中の翼をはためかせ、それが当然であるように思えた。
だがそれと同時に、この手の夢って、自由を渇望する人が見るんだよなと思い至る。
自由を求めるって何だろうか?
高校は理由もなく――理由がないからこそ普通科。それから学力とかのバランスで「ちょうど入れる」と言う理由で、好きでも嫌いでもない中堅どころの大学の物理学科に入る。
別段修士だの博士だのが欲しい訳じゃない。
教授に気に入られたと言う事もあって、卒論はお手盛り感満載だった。
就活の年、流されるままに地元メーカーの専門職に。
仕事に関しては、技術資料の作成と編集などを受け持っている。
古いタイプのメーカーだから、女の子を現場に入れたくないと言う配慮だろう――まぁそれが自分に合っているのだけど。
面白いとは思わないが、苦にはならないし、自分のペースで仕事ができるし、まぁまぁというところだ。
入社二年目。
こういう端っこの部署に新入社員が入るのは数年に一回だとか言うから、相変わらずのぺーぺーだ。
上司も同僚も悪い人じゃないし、女の子の日に関しても割と常識的な配慮をしてくれる。
忙しい部署じゃないからというのもある。同期で総合職の女の子が既に何人か辞めている。
私は恵まれた方なのだろう。
自由だなんて……自由かぁ。
目が醒めると頭が重い。
あぁ。昨日のお酒が残っているのかも知れない。
だるいなぁ。
不本意に誘われた飲み会。美味いからと無理矢理進められた日本酒。
美味いのか不味いのかも分からずにチャンポンして、そして家に帰れば顔面蒼白だ。
今日は営業部署の新入社員に、最低限の科学的素養を持って貰う為の研修で、講師の補助をやる予定だったなぁ。
這い出るようにして寝室を抜け出し、シャワーを浴びにいく。
洗面台でふと自分の顔を見て驚いた。
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