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【小説】消えない紋章③

 淫紋が消えない話。

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 翌日も一般の車両に乗った。
 特に変な奴がいそうなところだ。
 そしたら……案の定痴漢にあった。

 これは女を代表して言う訳ではないが、痴漢に期待しているところがあった。
 また合法的に珠を手に入れられると思ったからだ。
 そして今日も、ぐっと握りつぶしてやると、男は静かになり……
 私は何かいいものを手にした気持ちになった。

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