見出し画像

【着ぐるみ小説】人形遊びのお店⑥(終)

 ドール型の着ぐるみと遊ぶ女性向けのそう言うお店の話。

※当記事、及び関連する私の著作物を転載した場合、1記事につき500万円を著作者であるFakeZarathustraに支払うと同意したものとします。

※本作品はR18指定の内容です。note運営の判断の如何に関わらず18歳未満の閲覧はご遠慮ください。

※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。

※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。


 ここに暫く厄介になるということは、好むと好まざるとにかかわらず、毬亞ちゃんと顔を合わせなければならない。

 それについては、マダムがセッティングしてくれた。
 彼女は今やあの名前を捨て、着ぐるみの名前と同じ雛と言う名前を使っている。
 確かにマリアだなんてキリスト教を連想させる名前は彼女に悪いだろう。
 勿論、キリスト教が悪いわけでも、マリア様が悪いわけでもない。それを悪用する教団が悪いのだ。
 悪魔は聖書を引用できるとは、とても上手い言葉だろう。

ここから先は

3,800字

¥ 100

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?