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【小説】消えない紋章②

 淫紋が消えない話。

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 日曜日はハロウィンの買い出しだと言うつもりがあったけど、昨晩から引き続きでいちゃついていた。
 メイが可愛くて仕方ないし、その気持ちはどんどん高ぶる。

 それでこのまま声を上げてたら近所迷惑だと思って、ホテルに行って遊んだ。
 上手く言えないけど、そこの空気は何かの滋養を含んでいるように思えた。

 人々の欲望が満ちていると思うと、心がすくような思いになった。
 それはメイも同様だった。
 気持ちもお腹も満たされる気持ちになった。
 結局、朝から夜までいたけど、ご飯を食べる気にすらならなかった。

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