個人着ぐるみでグリすることに関して
例のプリキュアの件、何だかんだで凄いことになってるのを、「フェミから攻撃を受けた」って文脈で怒る人がいて、あぁ何処までも自分の都合優先で世の中を認知してるんだなとしか思えなかった。
自分はこんなに意識高く行動してるんだって主張の人もいだけど、そんなもの部外者には関係ないし意味のない主張なんだよ。
とにかく偉そうな事いう連中が多いけど、そういうのは単に自分を安心させるための暗示でしかないので、傍から見ていて虚しいだけだ。
ぶっちゃけ個人着ぐるみでのグリーティングって、お面被って女装して子供に可愛いって言われて懐かれて脳汁出て気持ちいいってなってる行為なんですよね。酸欠状態だし脳がバグってるまである。
それはことの多少は別として、誰でも感じているわけで、それを認めた上で隠れて遊ぶ趣味となるのが正しい有り様だったのではないか?
そこで自分を正当化させるために、子供の笑顔のための立派な行動だとか、美しい写真のための高尚な創作だとか、そういう御大層な言い訳作るのが、ここ二十年の小史なのかなと。
その為にそういう自分のどす黒い部分を指摘する人、気付かせる人を、何だかんだ理由つけて追い出してきたし、潜在的な問題に気付きながら、「俺はあいつらとは違う」と言う自己満足に終始していた。
こういう人間を指して、「信頼を築き上げてきた先人」と言うのは、あまりにもお粗末だし、はっきり言って幼稚な自己憐憫でしかないのだが。
問題の現象そのものは、おっさんが子供に近づくために女装してお面被ってたってことだ。(おっさんじゃなくてもアウトだが)
そして、問題としては、お面被った人間はその危険性が常にあると認識されると言うことだ。
顔が見えない以上、話もしない以上、君がSNSで幾ら自己弁護したところで、一般人からしたら不審者に他ならないし、潜在的脅威でしかない。
そしてこれは昨日今日始まった話でなく、それが最近になって明るみに出たと言うだけのことだ。
これは他のジャンルに例えてもわかる。
撮り鉄が電車を止めたと言うニュースが人口に膾炙してる状況で、自分はきちんとしているのだと幾ら主張した所で、一般人の第一印象はマイナススタートだ。
SNSで必死に主張して、それが届くと考えているなら愚かだ。
やれることといえば、一般人の触れる所で活動しないと言う事ぐらいではなかろうか?
もっと早い時期であれば、そういう人間の首根っこ捕まえてしっかり指導するなり、界隈を追い出すなりすればよかったのだろうが、既にその時期は過ぎてしまっている。
鉄道絡みなら、博物館や鉄道会社主催のイベントにだけ行くとか、乗り鉄だの模型鉄に転向するとかだし、着ぐるみならばスタジオ撮影に行くとか、クローズドなイベントを開くとか、家やホテルだけで着るとか、そういう事になるだろう。
落ちるところまで落ちた美少女着ぐるみのイメージを一新できるような妙案があると言うなら話は別だが、まぁ無理だろう。
ほとぼりが冷めるまでと言う気持ちの人もいるだろうが、世間は話題にしなくても各個人は覚えているぞ?
追記
この期に及んでも「自分は無害ですアピール」に勤しんでいる人がいるので色々と。
どこの界隈でもある話だが、「一部の不心得者」を槍玉に挙げる人が必ず出てくる。
だが、界隈にどれぐらいの不心得者がいてその割合がどれぐらいあるか、具体的に調査して数字を示した人を見たことがない。
一部が本当に無視できる数なのか、半分ぐらいなのかもっといるのか、一般人はそれを判断できないし、判断できない以上、集団全体がそのように見られることを否定できないだろう。
界隈の外側の人間が「一部の人かもしれないけど」と言うならまだしも、自分たちが使っていい理屈ではない。
あと、「自分はこれこれ気をつけているから安全」的なアピールだって、一般人がそもそもわざわざそこを見に来ることもないだろうから、ぶっちゃけ界隈向けに格好つけているだけでしかない。
客観的で具体的にヤバイのかどうかを見分ける方法なんてないんだから、一般人から見てそいつは「一部」側の人間なのだ。
何の趣味にしても、人と違う事に面白みだの喜びだのを感じているのだから、社会からして「普通ではない人」でしかない。
自分もその異常者の仲間だと自覚するか、それが嫌なら、その趣味をやめてしまうしかないんじゃないかな?
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