【着ぐるみ小説】レトロ鉄道館メモリアル③
鉄道車両の擬人化着ぐるみを着ることになった女の子達の話。
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予算はサクッと通ってしまった。
だけれども、着ぐるみの工房は心当たりのある所を使うらしい。
と言うか、最初二体の予定で稟議を通したのに、何故か四体全部作ることになったのだ。
古い新幹線のひかり、ブルートレインとその牽引機関車のあお、特急型の電車として全国を走ったかえで、これも戦後の鉄道再生の時代に作られたSLのあかり。
それぞれのイメージカラーを纏ったロボット型の着ぐるみ達である。
新幹線は先頭車両とグリーン車、ブルートレインは機関車と寝台車、特急列車は先頭車両と食堂車、そしてSLと貨物車が二両である。
藤岡さんは「まぁ、本当はもっと増やしたいけど、当時の車両はなかなか残ってないから」と頭を掻いていた。
まぁ、確かにそれはそうだなと思った。
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