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【着ぐるみ小説】ねこねこ踊り④
村興しプロジェクトに参加することになった女性たちの話。
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観光局から評価されるし、再生数が伸びていること、風詩村の認知度が上がっている事。
それらのことを考えれば、素直に喜ぶべきだろうし、確かに気分が悪い事ではない。
とは言え、自分の身体が――自分自身ではなくその身体が性的な眼差しで見られることはあんまり気分のいいことではなかった。
だけれども、あの汗だくの状況からの解放というのが、妙に気に入ってしまった。
多分、サウナもこうなのだろうか? 色々と考えつつも、家でウェットスーツと着ぐるみを着用して冷房もなしに過ごしてみた。
暑い……暑すぎる。
ムンムンとした部屋の中で、動画のコメントチェックをして行く。
アンチコメントはないっぽいが、しかし「これは青少年に見せていいのか? 俺は好きだけど」と言うコメントを見掛けて胆を冷やした。
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