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猫駅長の中身

 猫のアーカイブスーツを着て"猫駅長"をする仕事の男性の話。

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※本作品はR18指定の内容です。note運営の判断の如何に関わらず18歳未満の閲覧はご遠慮ください。

※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。

※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。

※挿絵はDALL·Eを用いています。


 動物の愛護及び管理に関する法律が改正された。
 特例を除き、金銭目的で動物を利用することが禁止された。
 自治体が運営するような動物園や水族館などが特例だ。
 動物に芸を仕込むのも概ねNGで、動物のストレス解消や躾の範囲などの例外を除き、動物に芸をさせてそれで金銭を受け取るというのは、最悪実刑まである犯罪となった。

 とは言え、映像などでは動物を使うことも多い。
 そういう場合は、多くの場合CGを使うのだ。
 普通にCGで描いて合成する場合もあれば、人間の役者をモーションキャプチャーで撮影する場合もある。

 そんな最中、アーカイブスーツと言うものの存在が現れた。
 身体を物理的に縮めて閉じ込めるタイプの着ぐるみだ。
 勿論、圧縮率には限度があるけれど、僕は小柄で細身な人間なので、なんか矢鱈デカい猫ぐらいにはなるのだ。

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