【ロリババア小説】本物のロリババア④(終)
ロリババアがロリババアになる話。
※当記事、及び関連する私の著作物を転載した場合、1記事につき500万円を著作者であるFakeZarathustraに支払うと同意したものとします。
※本作品はR18指定の内容です。note運営の判断の如何に関わらず18歳未満の閲覧はご遠慮ください。
※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。
※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。
それは突然やってきた。
ある週刊誌が私の過去を掘り当てたのだ。
売春とか美人局とか或いは万引きとか。
私は運良くそれで何らかの摘発を受けることはなかった。
だけれども噂自体は沢山ある。
美人局の被害者が未だに顔を覚えていたとか、その時の男がインタビューに答えたとか……
極めつけは、夜の徘徊少女を記録した映像が出てきて、そこに私の顔が映っていたのだ。
もともとこの記録は、その手の子供を保護したり支援したりする団体の手元か、或いは都が予算を執行するための然るべき証拠として保管されているものかのどちらかだった。
それが何処から漏れたのかは知らないが、いずれにせよ、支援だなんだと言うお題目なんてどうだっていいと思う人間が、どこかしらにいたのだろう。
ここから先は
2,765字
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?