【着ぐるみ小説】魔法少女のマスコット①
魔法少女に出てくるチビなマスコットキャラクターの中の人の話。
※当記事、及び関連する私の著作物を転載した場合、1記事につき500万円を著作者であるFakeZarathustraに支払うと同意したものとします。
※本作品はR18指定の内容です。note運営の判断の如何に関わらず18歳未満の閲覧はご遠慮ください。
※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。
※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。
美大で映画を学んでから、何だかんだで地元の街の映像製作の会社に入った。
映画監督になる夢がないわけではないが、自分の才能とか諸々の事情を勘案すれば、未だに映像に関われているだけで幸せな事だ。
仕事は大抵地元企業の紹介動画や、結婚式で流すちょっとした寸劇、地元マスコットキャラクターの動画の編集とか、あとはカラオケと言った所だ。
しかしまぁ、近頃は素人でも動画編集をする時代だ。
それなりの処理速度のパソコンと、それなりのグレードのスマホがあれば、そこそこ見栄えのする動画を撮影するのはそれほど難しくはない。
テレビも地方局になったら財政はカツカツで、そんなに周囲の会社に気を配る余裕もない。
挙げ句にネットで拾った画像を"視聴者からの提供"と言う形で放送するような番組だらけになる。
出来るテレビマンはネット動画配信へと転職していき、VTuberの界隈は玉石混淆って感じでぶっちゃけ中の人の面白さに依拠している。
ここから先は
¥ 100
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?