【着ぐるみ小説】可愛い生命維持装置②
着ぐるみ型の生命維持装置を着用する女性の話。
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さて、そんな私にも友達ができたのだ。
偶然公園で出逢った女の子で、コスプレしてダンスをする動画をインターネットに投稿する人だ。
年齢を聞いて、同い年どころか、誕生日まで一緒だと知って、全く他人だとは思えない気持ちになったのだ。
カナは健康を絵に描いたような子で、身体を動かすのが兎に角大好きな子だったのだ。
初めての遭遇は、彼女が撮影を終えた辺りで、私に出会い、そして「むっちゃ可愛い」と喜んでくれた。
子連れでもなければ、大人が私にいい顔をすることは多くなかったから、これはなかなか新鮮な出会いだったのだ。
それから連絡先を交換して、家も近いと言う事で交流が始まった。
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