見出し画像

【着ぐるみ小説】可愛い生命維持装置②

 着ぐるみ型の生命維持装置を着用する女性の話。

※当記事、及び関連する私の著作物を転載した場合、1記事につき500万円を著作者であるFakeZarathustraに支払うと同意したものとします。

※本作品はR18指定の内容です。note運営の判断の如何に関わらず18歳未満の閲覧はご遠慮ください。

※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。

※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。


 さて、そんな私にも友達ができたのだ。
 偶然公園で出逢った女の子で、コスプレしてダンスをする動画をインターネットに投稿する人だ。

 年齢を聞いて、同い年どころか、誕生日まで一緒だと知って、全く他人だとは思えない気持ちになったのだ。

 カナは健康を絵に描いたような子で、身体を動かすのが兎に角大好きな子だったのだ。

 初めての遭遇は、彼女が撮影を終えた辺りで、私に出会い、そして「むっちゃ可愛い」と喜んでくれた。
 子連れでもなければ、大人が私にいい顔をすることは多くなかったから、これはなかなか新鮮な出会いだったのだ。

 それから連絡先を交換して、家も近いと言う事で交流が始まった。

ここから先は

2,913字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?