漂流王国(Drifting In Cosmic Kingdoms)②(終)
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状態変化系フェチネタ。百合です。あとSFちょっとあります。
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※挿絵はDALL·Eを用いています。
"アレ"を経験したトゥリヤの反応は様々だろう。
私達ほど友好関係を築けないゼリヤもいたし、もっと言えば嫌々島にやってきたトゥビンにとってはショッキングだろう。
ただゼリヤとて無理強いして子作りしたいことはないので、次々とマッチングしながら、延々と我が儘を言い続ける人もいる。
島のトゥリヤのコミュニティは控えめに言ってゼリヤに好意的だ。
自分の家族を真に愛して、嘗ての家族――自分を捨てた家族――よりもずっと強い絆で結ばれているのだと感じている。
私もそういう話には概ね同意する。
基本的にトゥリヤ同士は仲良くやれている。
首の秘密についても、トゥリヤしかいない場所では様々な話をして盛り上がっている。
ただ、幾人かはこういう場所に顔を出さない子がいるし、ネット上でのやり取りもほぼ皆無だ。
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