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【ロリババア小説】偽装母娘⑩(終)
ロリババア居酒屋の話。
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私と薰さんは"女と女の関係"になってしまった。
"女同士"とするのは――もっと言えば、自分を女としてそういう行為をするのは、薰さんとしても初めてだった。
ただただ女の子して可愛くしている事が嬉しかったし、娘もそっちの方が接しやすいと言ってくれたからだった。
そういう意味で、"彼"の女装は全く性愛と結びついたものではない。
とは言え、自分が女として見られて、可愛いと言われるのが無上の喜びだったと言う。
そこで私とのこういう関係に陥ってしまい、彼は彼で少しばかり後悔と言うか、心配があるようだった。
それはつまり、離婚の経験とその心の傷だった。
「大丈夫。大丈夫だよ」
私は悲しそうな顔の彼女の顔を撫でた。
ゴムを自分のおまんこから引き抜いて、「次はナシでやりましょうね?」と微笑んだ。
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