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【着ぐるみ小説】ロボットコンパニオン②
ロボット着ぐるみを来て仕事をする女性のお話。
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概ね準備は順調だった。
立派なカメラで写真を撮ってもらったり、台本を決めて動いてみたりした。
芸に関しては着ぐるみ用の分厚い銀色のグローブでは、流石に細かい事が難しいので、表に出る時は銀色のプラスチックパーツを手の甲や指の外側に取り付けることにした。
尤も、見栄え的にはグローブのほうがそれっぽいということで、撮影や大道芸をやらない時はこっちを使うと言うことにした。
世間的には尖ったマスコットキャラクターだと思われているだろう。
それなりの反響はあったけれど、そこまでとは言えない。
まぁ表立って見えているのはただの小柄の女性型ロボットだからだ。
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