覗きマニアの末路②(終)
※2025/3/22にまとめ版が割引で販売されます。
目透けを追い求めた着ぐるみオタクの末路を描いた話。
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※本作品はR18指定の内容です。note運営の判断の如何に関わらず18歳未満の閲覧はご遠慮ください。
※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。
※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。
※挿絵はDALL·Eを用いています。
アイちゃんの身体は完全に崩れ去り、そこには汚さを感じさせる緑色の身体をした、触手の集合体だった。
「倉藤さん……倉藤さんが悪いんですからね」
この異形の身体になっても、声はきっちりアイちゃんなのが笑える。
私に伸ばしてくる触手を掴んで……何やら良からぬ妄想が沸き立ってくる。
触手はスタンダードな蛸型の触手で、透明の粘液がこれでもかと言う勢いで分泌されている。
あぁ、掃除が大変そうだな……部屋が一階でよかった。
アイちゃんは色々と恨み節を語った。
自分は邪神なのに全く恐れられないどころか、むしろ自分が狩られ食われてしまう存在だと……確かにちょっと湯がいて食べたら美味そうな気がする。
私が冗談半分に笑うと、アイちゃんは身を縮めた。
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