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【着ぐるみ小説】ジュラシックメイドカフェなお白亜紀②

 ヴェロキラプトルになれるスーツを着た女性のコンカフェの話。

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 兎に角まぁ尻尾とか邪魔だとは思うけれども、概ね乗客は好意的だった。
 一応、尻尾短めに作ってるしね。

 会場に到着し、そしてやっと宣伝活動が出来る。
 時間は四十分だけだ。
 必至でアピールしなくちゃいけない。

 と言っても、やる事はチラシを配ることぐらいだ。
 まだ平日だと言うのに、会場は熱気に包まれ、会場の音響のこともあって声なんて殆ど通らない。
 とは言え、そこに恐竜がいると言うのは異様な光景だ。

 ネットで見た!
 と言う人もいてくれて「本当にいたんだ」とか「ナマで見てもアラがないのヤバすぎ」と喜んでいた。

 沢山ツーショット写真を撮って、チラシも持って来たものは全部配り終えた。

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