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【着ぐるみ小説】レトロ鉄道館メモリアル⑥
鉄道車両の擬人化着ぐるみを着ることになった女の子達の話。
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その時はテンションが高かったと思う。
「明日やらない?」
突然の提案である。
偶然に宿の予約サイトを見ると、その時だけ一部屋空いているのだ。
B寝台の上下二段が向かい合いになっている部屋があって、その横にミニラウンジルームみたいになっている部屋である。
シャワー室もそれっぽいのが用意されていると言う面白仕様なのだ。
休館日は火曜日と第二水曜日と決まっている。
そして、今日は第二月曜日なのだ。
ぱっぱと計画を練っていく。
ここまで来ると、酔っているのか冴えているのか分からない。
予約を入れると、グラスの残りのお酒をぐいっと飲み干して、お会計をして、そして博物館へと戻る。
博物館は大体いつも開いている。
というのも、鉄道系の資料が揃っている事もあって、その手の研究者や所属する学芸員さんが、博物館の仕事とは別に、論文を書いたり研究をしたりするのに籠もる事が多いからだ。
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