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【特殊メイク皮モノ小説】皮脱ぎ映画撮影④(終)

 女優さんが皮を脱ぐアングラ系のホラーの撮影話。

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※挿絵はChatGPTにて描きました。


 一旦落ち着こう。
 いくら精子がないと言えども、そう何発も連射できるものではない。

 そういう事情もあって、私は再びシャワーを浴びることにした。
 胃の中から上がってくる、彼女の精子の臭いを味わいつつ、もう一度スッキリした姿で戻って来る。

 彼女は彼女で、私の皮を被ったまま静かにしている。
 呼吸は鼻だけだから、そんなに激しいことを連続して行える訳ではない。
 スタッフが疲れていたら脱ぐかどうかと尋ねたが、彼女は「大丈夫」と笑ったあと、「むしろ脱ぎたくない」というのだった。

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