
【TS小説】TSアイドル学校③
人生の再起をかけてTSアイドルを目指す話。
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浴場の窓は裏の校庭に向かって広がっていて、闇夜に包まれている。
月明かりに照らされた裏山と湖が映っていて、これは明日の朝にも入りに来ないとと思わせる。
いいお風呂だ。
そこにサウナまであれば入らないわけにはいくまい。
俺の人生で唯一の癒やしと言えばサウナだった。
サウナでぼーっとする時間が好きだった。
何も考えないと言う時間が本当に人生を寛げるただ一つの方法だった。
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