『【特殊メイク小説】蛇女のキス③』書きだし
特殊メイクをした女性とその姿に惚れてしまった男性の話。(本編は三月中旬公開予定です)
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しかし、それにしても彼女の存在感は明らかに異質だった。
そりゃぁ蛇女ならそうだろうよと言えばそうなのだが、確かに自分の横に息づかいが聞こえるというのは、特殊メイクならではなのかも知れない。
そして、中身があんなに可愛い子ともなれば、流石に色々と考えてしまう。
僕は蛇女に殺されかけたり、戦ったり、過去の痕跡を辿りながら、生け贄が必要だということが分かるのだ。
蛇女が怒っているのは、祠を壊した事ではなく、自分を祠に閉じ込めた人間に対する復讐の意図がある。
人間全てを憎む相手に対して、僕は自分の身を捧げる代わりに怒りを収めてくれないかと尋ね、そこでも紆余曲折あって、蛇女に身を捧げてエンディングとなる。
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