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【ロリババア小説】無垢の巫女③(終)

 子供の巫女を演じなきゃいけない話。

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 世界が少しずつ終わっていくのを感じる。
 日々死体の山が作られていく。
 少しずつ殖やしていった人間が、むざむざと死んでいく。

 もはや巫女の声など誰も聞かない。
 今まで築き上げてきたものは何だったのか。
 人間とは、どのような環境を用意しようとも、愚かな選択肢を選ぶ運命にあるのだろうか?

 その恐ろしい事実に私もフィメも悲しみ、苦しんだ。

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