_241110/こっち側の休日
11月10日(日)
6時半に目が覚めてしまった。仕方なく起き上がって、シャワー、洗濯、掃除機とか済ませる。録画したドラマをみたり、読みかけの本たちをちょっとずつ読んだり、ウクレレを弾いて歌ったりして午前中をつぶした。なんかずっと手持ち無沙汰だった。
母親がうちの近くのパンケーキ屋に行きたいというから今日はそれに付き合う予定がある。寒そうだったから今季初めてタートルネックを着て昼過ぎに家を出た。昨日美容院に行ったばかりで髪型がいい感じ。
母親とはいつも当たり障りない話をする。先週キャンプに行っていたことを言うと、誰と?と聞かれて「友達の○○と○○と3人で」と咄嗟に嘘をついてしまった。そのくらいの距離感。母親もどこか私の顔色を伺ってるところがあって、それ以上は何も聞いてこなかった。あとは母のスマホの困りごとを色々と解決してあげた。
母と解散して次の予定まで時間があったから近くのショッピングモールへ。人が多くてあまり気は進まなかったけど、居る場所もないから仕方がない。人混みの中で人間と人間のあいだを縫って歩いてるとき、アイシールド21のことを思い出す。
ファミリーで溢れかえる駅前のショッピングセンターでは、人を押しのける力とか人を押しのけても平気でいられる精神がなければ何も眺めることはできなかった。私は早々に諦めて、でも時間はつぶしたくて少しだけトイレにこもって日記を書いた。人を平気で押しのけられる側にならなければいつまでも生きづらいままだろうなと思った。でも私は人を押しのけたいとは1ミリも思っていなくてどうしようもない。平日に職場で感じているモヤモヤと同じな気がする。
夕方から友達Aと合流して飲みに行く。Aと私は考え方や精神が近い。私が日記に書いているような悩みごとをリアルで話すことができる唯一の友達だと思う。彼女にならこのnoteを読まれてもいいかも。
ハイペースで酒を飲みながら陽気に喋り続けた。世の中への恨みつらみは話すけど、人の悪口は言わないのがビビりな私たちらしいところ。ガブガブとビールを飲み続けていたAは笑い上戸の千鳥足になり、絵に描いたような酔っ払いに。
帰り道、2人でケタケタ笑いながら駅まで向かう。「心配だから改札まで送る!」と言い張るAだったが、どっからどう見ても心配なのはあんたの方。Aを見送り、私も少しフラつきながらなんとか家に帰った。あしたも仕事かー、でも楽しかったなー。
私もAも不安定なときはあるけど、できるだけ穏やかにお互い生きていけたらいいよねって思うし、これからも仲良くしていたいな。シンプルな願い。