見出し画像

【同業】リアルな高圧酸素ルーム(酸素カプセル)の使用感

 当院では酸素カプセルではなくO2ルームを使用しています。接骨院内にあるわけですが、比較的スペースに余裕があるためカプセルよりも大きい個室を設置しました。

 新型コロナでキャッシュを確保しなくては、というのが一般的ですしコンサルなんかは当然のことながら言うと思います。しかし、コンサル業もしなければ依頼したこともない当院では違う発想です。

 100万を運転資金として垂れ流すなら、100万で300万稼げる方法はないのか・・・まぁ、稼げているかどうか置いておき、稼ぐ方法を見つけるのは重要だと思います。

 私が目に付けたのは高圧酸素でした。今更という声も聞こえてきそうですが、導入を検討していた時リサーチをしたわけです。

『全く意味なし、 全然効果なんて感じません』

『最高です、自分の身体ではないみたい』

と極端に言うと2種類でした。ようは、肯定派と否定派なのですが、物事ってそんなものです。しかし、設備自体はそれほど安くはないため本音としては、

『効果がないなら買いたくない』

なのです。100円や200円なら、通販でこの金額ならと諦められる程度であれば問題ないですが車買える金額の設備投資になるので・・・

高圧酸素の原理

 生理学でもやったはずですが、ヘモグロビンに酸素が結合し体内に運ばれるわけですが、これを結合酸素といいます。結合酸素とヘモグロビンの増加は酸素運搬能力でありアスリートは高いほどスタミナが強化されるため、陸上の長距離選手は大会前に高地トレーニングでその強化をおこないます。結合酸素は体内の99%を占めていますが、分子が比較的大きいため毛細血管内に入り込むことができません。又、ヘモグロビン量を超えて運ぶことができないという特徴があります。

 一方、血液中に溶け出している酸素があり、これが溶存酸素です。分子は小さくヘモグロビンが入り込めない末梢まで届くことができ、その運搬能力はヘモグロビン量には依存しません。日常の呼吸ではその殆どが結合酸素となってしまうため、毛細血管内に供給される酸素は微量です。

ここから先は

2,585字 / 3画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?