ブリリアントダイヤモンドプレイ記録(後編)
画像が多めなので2つに分けました。
ミオシティに着き、6人目のジムリーダー・トウガンさんと対決。ヒョウタさんのお父さん。
開始早々ドーミラーからハガネールに交代されて、特性がんじょう+かいふくのくすり+すごいきずぐすりで長期戦を強いられるなど(こちらは勝ち抜き制で戦闘中に道具を使わない縛り⋯⋯結果、マナフィで3タテする)。
図書館に呼ばれていたが、先に鋼鉄島へ。
劇場映画主演を務めた2匹の熱い共演でギンガ団を倒す。
ミオ図書館へ。
他の地方で進化する伝説のポケモンも出てきましたね博士という突っ込みはさておき、初めて『ダイヤモンド』をプレイしていた頃は、ゲーム内のテキストを読み飛ばしながら進めていたので、トウガンさんを倒した後図書館に行かなければならないことを知らず、イベントが発生しないまましばらく詰んでいたことを覚えている。人の話を聞かないのは現実世界だけにしてください。
その点このリメイク版は毎度メニュー画面で次に何をすべきかを伝えてくれる親切設計なので安心である。
⋯⋯思えば、「ゲームのストーリーを楽しむ」という遊びかたが存在することに気付くまでに、それなりの時間を要したな⋯⋯。
シロナさんに続いて(前編参照)ナナカマド博士もUMAを幻のポケモンと呼ぶ。
たしかにこの3匹はミュウやセレビィ、ジラーチの系譜っぽさがあるが。
大地震が発生し、3手に分かれて湖に向かう展開に。
慌てるべき場面で呑気に本読んでる人。
⋯⋯こちらの「ポケモンは人間を助けるために草むらから飛び出す」という神話は、このリメイク版で、野生のポケモンであるビッパ達が主人公の手持ちのポケモンの代わりに秘伝技を使ってくれるという形で回収されている。
あまりにのんびりし過ぎて博士に怒られる図。
(リッシ湖に行く前にシンジ湖に行けばこのようになる。⋯⋯もはやのんびりとはまた別の概念な気が)
爆弾を落とされたリッシ湖。
カラサリスやマユルドはいるのにね。
ギンガ団幹部最後の1人・サターンとの対決。
ギンガ団戦の背景に流星のボールデコが似合う。
今度こそシンジ湖へ。
表情豊かでかわいい。
しれっとUMAの呼びかたを「伝説のポケモン」に修正するナナカマド博士。
ペヨンジュン(ライバル)が向かったエイチ湖までの長い道のり。
博士はよく彼をこんな所にまで行かせたなと思う。
ミミロップは雪景色に似合う。
大洞窟の氷ステージにも野生のミミロルがいて嬉しかった。
哲学的な問い。
軽いノリで言うことじゃない。
凄い名前を付けるもあまり焦点を当てられていなかったライバル。
主人公視点では(どんなにボコられても)ずっと明るく前向きな彼が、「ユクシーがすごくつらそうだった」と無念を漏らすこの場面は『ダイヤモンド』プレイ当時から結構印象に残っているシーンのひとつ。
そんな彼を掘り下げた回のある『ポケモンエボリューションズ』は大変面白いです(謎宣伝)。
『ポケモンマスターズ EX』でジュン&ユクシーが実装されないかな(ヒカリ&アグノム、コウキ&エムリットと同時に?)。
そしてこの場面の前に挑戦したキッサキシティのジムリーダー・スズナさんを撮り忘れていたことに気付く。7人目となると慣れてしまっていたのか。まあ、こういうのを書く予定なんてなかったしな⋯⋯。
(後日、再戦時の画像を追加↓)
そしてギンガ団の倉庫&アジトへ。
通常団員に混ざる研究員。ロケット団にもいたけどこういうの好き。
戦闘の際は通常のトレーナー戦BGMが流れる。
アカギさんとの2回目の邂逅、そして初戦闘。やたらと1ループまでが長い戦闘BGMが特徴的だけど、アレンジに迫力があって良かった。
キャラに反して(?)悪っぽいポケモンをよく使う。⋯⋯個人的にはアクロマさんみたいに機械系のポケモンを並べてそうなイメージだったのでややギャップが。
ここ大切(テストに出ます)。
主人公の見せるポケモンへの優しさなどの感情をすぐに消えるまやかしだと否定しながら、自身に立ち向かった主人公の「勇気」は認めてくれる。そしてマスターボールをくれる。
ボスに勝って終わりかと思えば幹部のサターンさんが待ち構えている展開。当時はなぜこいつと思っていた。普通にボスより弱いし。
これだけ抜き取ると優しい。
ぼくも もう いかなきゃ!
ギンガ団の計画も最終段階。
舞台はアカギと初邂逅を遂げた場であるテンガン山へと回帰する。
⋯⋯行きかたを間違えてもちゃんと教えてくれるしたっぱが優しい。
怒涛の連戦。
撮り忘れたが、「お前の時間を戻してやる! ポケモンを始める前にな!」などといった怖いメタ発言をしてくるしたっぱも印象的。
山頂の古代遺跡・槍の柱でとうとうディアルガを召喚するアカギさん。背景が禍々しい。
ボスの邪魔を許さぬ幹部2人。
ここでのライバルとの共闘タッグバトルは恐らくダイパのストーリーで最も熱いところ。
⋯⋯『ダイヤモンド』や『プラチナ』のときはライバルの先鋒として繰り出されるゴンベがたくわえるのみこむの連打で非常に焦らされた覚えがある。せっかちな彼のキャラにも合ってない気が⋯⋯。BDSPでは改良されていてよかった。バトル自体は状態異常を撒かれまくってこれまでで一番厄介だったが。
アカギの意のままに呼び出され、操られていたディアルガが、彼が切り捨て、そして主人公が助けたUMAによって静止する。
UMAのダンス(?)はアニメ『サン&ムーン』の日輪の祭壇でのカプ達の舞を連想した(ZリングをZパワーリングに変えるダンス)。
野望を阻止されて荒ぶるアカギさんとの最終決戦。
全ての感情を殺したと前言しながら結局全然殺せていないところが彼の魅力なんじゃないかと思う。
1戦目ではヤミカラス対決ができなかったが、こちらでドンカラス対決を果たす。ギンガ団アジトに落ちていたやみのいしで進化したというちょっとした因縁も。
ポケモンシリーズ屈指の名文だと思う。
物語の流れとは関係なく、言葉だけで謎に涙腺が刺激される。
ちなみに『パール』版では「本当に 美しく 輝く 幸せを 知ってるのか?」と、わずかにフレーズが違うらしい。ディアルガを呼び出した世界線のアカギと、パルキアを呼び出した世界線のアカギとで、求めていたものが違ったのだろうか。
ヒカリ、コウキという主人公のデフォルトネームや、『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』というリメイク版のタイトルなども踏まえると、光り輝くというのが『ダイヤモンド・パール』通してのテーマではあるのだろう。
そしてディアルガの捕獲へと至る。
風貌、背景共に荘厳だが⋯⋯正直、パッケージを飾る伝説のポケモンとしての、シナリオでの活躍度・見せ場は、歴代でもワーストレベルだと思う。無抵抗に呼び出されて、無抵抗に操られて、最後はUMAと主人公に助けられて。よく『X・Y』のゼルネアス、イベルタルの扱いが揶揄されているけれど、あちらは同じく攫われはしているものの、自力で拘束を解いている分まだマシである(微差ではあるが)。
『プラチナ』に至ってはディアルガとパルキア2匹同時に操られるという始末⋯⋯そのお陰でパッケージを飾るギラティナは活躍したけれども。このあたり、改変してでもディアルガとパルキアに活躍の機会を用意してあげて欲しかったというのが正直なところ。
あと、『プラチナ』と言えば、あちらは破れた世界でアカギさんとシロナさんがレスバ⋯⋯口論するのだけど、あのシーンがとても好きだっただけにリメイクでも見たかったなとも。まあこちらは展開が変わってしまうので⋯⋯。
最後のジムがあるナギサシティへ。
ギンガ団の騒動がすべて終わった後に聞くことになるアカギさんのこの逸話が『ダイヤモンド』プレイ当時、恐らく一番心に残っている。自分語りになるが、当時の自分が身内以外の誰とも会話することのできない、勉強しか取り柄のなかった人間だったから、分不相応ながらに自分と重ね合わせていた節があったのかもしれない(勉強という取り柄すらも失ったのは一体いつのことやら)。
最後のジムリーダー・デンジさんとの対決。
ちゃんとレントラーが切り札で安心した。
ジョウト地方からやってきたミカンさんに最後のひでんわざ・たきのぼりを貰って、いざチャンピオンロード、そして
ポケモンリーグへ。
四天王との4連戦。
正直リーグ前までがレベル差などにより難易度が低めだったのもあり、事前にポケモンリーグの評判をちょっと目にしていたものの、良い勝負できればいいなと楽観的に構えていた。
しかし、マジで強かった。
1人目のリョウさんのドクケイルが初手から壁を貼ってこようとしたり、その壁貼りを(こちらのドラピオンのちょうはつで)防いだかと思えばすぐさまヘラクロスに交代してきたり。しかもこのヘラクロス、なんだか物騒なものを持っていませんか⋯⋯?(かえんだま)
結果的にドンカラスが4タテしてくれたが⋯⋯。
2戦目のキクノさんには、4人の中で最も追い詰められた。
先鋒ヌオーのいきなりの2連どくどく(交代読み?)に恐れおののいたり、満を持して送り出したドダイトスが頑丈+薬でゴローニャを前に苦戦を強いられたり、直後のナマズンのれいとうビームに沈んだり、ミミロップがとびひざげりを外すといった痛恨のミスを犯したり。
最後はほたるびを積んだマナフィで突破したものの、手持ちの4匹が倒され、敗北を覚悟した。
勝負を終えて、このままじゃ厳しいと判断し、これまで(おまもりこばんを除いて)やってこなかった、ポケモンに持ち物を持たせることを解禁。戦闘中の道具使用は控えたが。うっかり特性ぶきようのミミロップにまでこうかくレンズを持たせてしまったのはここだけの話。膝蹴りを外した動揺のあまり⋯⋯。バトル中に気付く。オーケー、いいだろう。不器用なままで器用な連中をぶちのめそうじゃないか。
3戦目のオーバさんはいやらしかった。早速ギャロップのほのおのからだを引いてしまったり、交代したポケモンにもさいみんじゅつを撃ってきたり。
最大の鬼門はフワライド。おにび+ちいさくなる+バトンタッチの鬼コンボ。ちいさくなる中は3、4回くらい連続で技を外した。ドンカラスのくろいきりで何とかしたが⋯⋯。ラス1に及んでちいさくなるを3回も積んでくるのはやめてください。
キクノさん、オーバさんが強かっただけに、4人目のゴヨウさんを比較的楽に突破できたのが救いだった。相性が有利でちょうはつを撃てるドラピオンがここでも仕事してくれた。
そしてラスト、チャンピオンのシロナさん。
『ダイヤモンド』プレイ当時はガブリアスに壊滅させられた思い出が⋯⋯。ディアルガですら敵わなかった衝撃よ。
ミカルゲの変化技を読んでちょうはつから入ったところ普通に攻撃技をしてきたところから始まり(フルアタだった)、交代などを交えて比較的長期戦になったのだけど、結果的にミロカロスのところでほたるびととけるを積んだマナフィが相性ガン無視で5タテした(残りの1匹はドダイトスが。最初の相棒が何とか意地を見せた⋯⋯直後に4倍弱点を受けて瞬殺されたが)。
幻のポケモンでごり押すなんて、アニメのタ○トじゃないんだから⋯⋯。
進化してからは控えでどっしりと構えてくれたドダイトスのクラッシュ。
対照的に先頭で戦闘から捕獲に至るまで大活躍してくれたパチリスのグレゴリウス。
リーグではパーティ最多の合計10匹のポケモンを葬った蒼き死神ことマナフィのルミナス。
持ち前の高火力で進化前から主戦力として活躍してくれたドンカラスのビッグボス。
不器用なまま最後まで戦い抜いたミミロップのメランコ。
合流は一番遅かったものの最後には頼れる先鋒になったドラピオンのユアレス。
みんなありがとう! そしておめでとう!
⋯⋯殿堂入り後もやり込み要素はたくさんあるけれど、書き残すのは一旦ここまで。
最後に、総括的なことをすると⋯⋯、ポケモンシリーズでストーリーに力が入り始めたのは『ブラック・ホワイト』からであると思っていて、個人的にもBW以降のほうが好きなタイトルが多い(一方で、ポケモンにストーリーなんて求めていない。他の何にも縛られたりせず自由に旅がしたいって意見もあるみたい)。
今回プレイした『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の前身となる『ダイヤモンド・パール』に関しても、自分の場合、思い出補正とかそういうのはあまりなくて、だからリメイクではどんどん改変して欲しい──オリジナルを補完するストーリーを入れたり、伝説のポケモン等の新形態を加えたりして欲しい(グラードン・カイオーガがゲンシカイキならディアルガ・パルキアはシンワカイキか?)と思っていた。
まあ、タイトル発表当初の時点で、原作を忠実に再現すると述べられたわけだが⋯⋯しかしそういった新しい要素を、過去のシンオウ地方を舞台とした完全新作『LEGENDS アルセウス』に分離して詰め込んだのだと考えると納得がいく。
それから、「ポケモンと旅ができる」という時点で、ポケモンシリーズは何でも楽しいということを再確認できた作品だった。
というわけで、後日発売の『LEGENDS アルセウス』も楽しみです⋯⋯もう発売日じゃねえか。
リリアンは レポートに しっかり 書き残した!
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