アクリルスタンドのすゝめ

初めましての方は初めまして。いつもお会いしてる方はこんにちは。僕はの名前は妖精お兄さん。珍妙な名前だなと思ったそこのあなた!大丈夫、僕も思ってる。
さて、本筋に入る前に軽い自己紹介的なものをしよう。
僕はいまK-POPのオタクをしている。グループの名前はSEVENTEEN。13人のメンバー、ボーカル、ヒップホップ、パフォーマンスの3つのチーム、そして1つのグループ……すべて合わせて17(SEVENTEEN)だ。

それぞれのメンバーが個性があってホントに語り尽くせないのだが、とりあえず推しメンだけ紹介させてほしい。

彼の名前はS.Coups(本名:チェ・スンチョル)。1995年8月8日ヒップホップチーム所属でチームリーダー兼統括リーダー。どこがいいか語り出すと止まらなくなるのでこれだけ知っておいてくれ。彼はとにかく顔が良くて私の彼氏だ。それだけ覚えてくれ。ちなみに僕は男だ。

キミはアクリルスタンド知っているか?

アニメやアイドルのグッズにアクリルフィギュアスタンドというものがある。大きさは10センチほど厚さは約3ミリほどの手乗りサイズ、価格も500円から700円くらいでこうしたジャンルのグッズの中ではかなりお手軽な部類に入る。今回、紹介するのは、アクリルスタンドの有効活用の方法だ。まぁ、とりあえず下の画像を見てほしい。

これは遠征に向かうバスでの写真。え、ただの不審者にしか見えない?いやいやよく見てくれ。俺が推しと旅行している姿を。

アクリルスタンドは退屈な遠征をクールな推しとの旅行に変える

(↑静岡のSAについた時の写真。この日は朝が早く、曇り空なのもありスンチョルは少し不機嫌そうだ。)
高速バスの窓にアクリルスタンドを置くとあら不思議、完全に推しとの旅行に行っている気分になれる。否、気分になっているのではない。これは実質推しとの旅行だ。自分がいる場所に推しがいる。推しと自分が一緒に移動している。これを旅行と言わずしてなんの言うのだ。
この記事を読んでいる貴方が遠征をするオタクなら間違いなくアクリルスタンドを買った方がいい。車窓の景色をただ漫然と見る無駄な時間が、一転推しとの旅行に変わる。推しのいる風景は気分が上がる。早く推しと旅行しろ。俺はした。

アクリルスタンドは一人飯を推しとのナイスなお食事に変える

(大阪へ向かう電車内。崎陽軒のシウマイ弁当。ちなみにこの直後に隣にスーツのおじ様が乗ってきた)
遠征に限らず1人旅行の時にちょっと寂しさを感じるのが食事の時間。自分の咀嚼音が頭の中で虚しく響き冷たい駅弁が寂しさを倍増させる。だが安心してくれ。アクリルスタンドがあればそんな寂しい時間もすぐにおさらばだ。みてくれこの写真。完全に推しとの食事だ。口元についたご飯粒を取ってくれたり、それ美味そう1個ちょうだいなんて言われてシウマイをあーんする妄想が捗る。

いい知らせと悪い知らせ

ここでいい知らせと悪い知らせがある。……OK、まず悪い知らせから行こう。今まで上げてきた写真は前置きの通り、残念ながら非公式グッズだ。SEVENTEEN日本公式からは決して購入しないように固く注意されてる。あ!やめて!!通報しないで!!
次にいい知らせだ、なんとアクスタこの記事を温めてる間に何度が公式からでてる。少し小さいけれど、お手軽でどこでも持ち運べる。

大体の大きさ比較、頭一回り分くらい小さい。

大阪に言った時の写真、後ろのはしゃいでる大学生とクールな顔をしてるスンチョルくんの対比が効いててめちゃくちゃいい。というか顔良すぎてビックリした。

ぶっちゃけドールと何が違うんだ

ここまで読んだけどぶっちゃけドールと何が違うの?っておもってる諸兄も多いと思う。
ドールとアクスタの大きな違い、それはデフォルメされてれるかされてないかだろう。
確かに、デフォルメされてるキャラがプリントされたアクスタは多いけれど、演劇系や二次元アイドル系、ナマモノだとリアル頭身を縮小したものがプリントされているものが大半を占めている。
デフォルメされているドールに対してほとんどのオタクは、「赤ちゃんみたい!」「かわいい」「守りたい」と思うことが多く、「お出かけ」や「お迎え」など尊敬や謙遜表現の「御(お)」ではなく、幼児に対してつかう「お」をつけて連れ回したり買うことを表現する。あと、自作衣装がめっちゃ赤ちゃんの服っぽい。僕もドールは持っているが「推しとの間に子供が出来てしまった……」と謎に凹んだ。正直、気持ち悪い。
対して、アクスタ。リアル頭身のものに限っていえばそこに抱くのは推しがそこにいるという錯覚であったり、推しの精巧なフィギュアとして扱う傾向にある。
両者の間には明確に愛玩意識への差異があり、ドールでは味わえない感覚、アクスタでは味わえない感覚があるのは明確である。

でももうアクスタ売ってないじゃん!!

手に入れたいけどアクスタもう売ってないやんけ!!大丈夫大丈夫、ケンチャナヨ。メルカリに出品されてる。

SEVENTEENに限っていえば現在公式から出ているのが4種類。日本デビュー時にでたもの、本国コンサートで販売されたもの、化粧品メーカーthesaemとのコラボで出たもの、日本コンサートで出たバストアップのもの、この4種類だ。オススメは日本デビュー時のもの。手のひらサイズで荷物が多くなりがちな遠征には持っていきやすい。本国発売の2つは大きくてなかなか連れ回しにくいが、やはり全長15cmは魅力的だ。宿やなんかで使うといいかもしれない。バストアップのものは半身だけなので写真を撮るのに技術がいるが大事なお知らせとか、ポストイットを貼っておくとまるで職場にいる彼氏(推し)が仕事を持ってきてくれたみたいな気分になる。(嬉しいのか悲しいのかはわからない)ちなみにマスターのグッズは日本デビューの時より少し大きめなものが多い気がする。

ここまでこんな読みにくい駄文を読んでくれてありがとう。そしてすこしでもグッズケースのそこで眠ってるアクスタの事を思い出したり、「いや……アクリルスタンドとかどうしていいか分からないし、買わなくていいか……」とスルーした事を後悔してたら幸いだ。

さぁ、キミも今すぐグッズケースの奥底で眠ってるアクスタを掘り起こして街に出よう!推しとのデートが君を待っている!!

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2019年5月13日 加筆
マジで公式がわかり手絶対最善手指すマンと化してくれてほんっっっとに、感謝してるんですけど、アクリルキーホルダー商品化です。

しかもこれ、どうやらキャラ撮りスティックというものに酷似してるらしい。公式サイトのURLを貼っておく(http://www.hna.co.jp/products_02/pd_character/charadori_hp/charadori_hp.html)
もっと手っ取り早く見たいって?ほらスクショだ!!

めちゃくちゃ推し旅行しやすいじゃん!!!!神か?

ほぼ主観!アクリルスタンドとの違い!

……ここまでみると、「もしかしてこれアクリルスタンドの上位互換では?」みたいに感じるんですが割と両者の間で上手いこと競合しないように出来てるなーと思いました。

アクリルスタンドは、

・小さいのでポケットに忍ばせやすい
・狭い場所で出すのに向いてる=バスや飛行機の中で出すのに向いてる
・写真を撮る時にどうしても、台座が写ってしまう
→移動時に推しと写真撮るのに向いてる

キャラ撮りスティックは、

・キーホルダー型なのでいつでもどこでも持ち運びしやすい
・写真が撮りやすい
・撮影方法、大きさ的に広い場所で使うことが前提っぽいのでバスの中ではだせない。
→会場や観光時に撮影するのに向いてる

でほとんど競合しないです。アクリルスタンドが静の推し旅行なら、キャラ撮りスティックは動の推し旅行を楽しむグッズ、これは中国の高名な書に書いてあるので間違いない。

6/1に発売されるので是非手に入れてもっともっと推し旅行を楽しもう!!!!俺も買います!!!!!!!

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