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シャドバデッキ紹介 AOAマナリアウィッチ
どうも、切札です。今回は早速新環境(4/27~)に対応したデッキ紹介をさせていただきます。一応今回は「紹介」ということにしてて、今までも「紹介」と「解説」の記事があったのですが、実は「紹介」の方が情報的に軽いものというようなニュアンスが入ってました。(とはいえほとんど中身に差をつけているつもりはないので、同じように見ていただいて大丈夫です。)
今回はまだ環境開始直後時点での調査結果のみを反映して作っているので、今後大きくレシピが変動する可能性が高いです。その点ご了承いただけると幸いです。
今回はランクマッチで20戦行い、その結果を元に記事を作ることにしております。
このマナリアウィッチは17勝3敗(先4/0後13/3)ということで、かなりの良い結果を得ることができました。また、全てのクラスに一度以上はマッチングすることができ、幅広い対局観を模索することができました。
今回の検証前半(10試合分)は、生放送でアーカイブが残っております(ツイッチにて)
→https://www.twitch.tv/fairy_x_kirifuda
※アーカイブは配信日から約二週間まで視聴可能ですのでお早めに。
ということで今回もいつも通り構築の確認からまいりましょう。
※この記事の構築、プレイ思考は絶対的なものではありません。ご理解のうえご覧ください。
構築について
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構築の大枠としては
・フォロワーを増やし過ぎない
・「アングレア」「マナリア」の回収に全力をかける
の二つとなります。
その影響が良く出ているのが「フレイア」と「精彩の魔導・アン」ですね。
あくまでざっくりとした構築のプランなので、他にも色々役割があります。
「双姫の大魔術」でのフィニッシュの期待値を高めるのみで、十分20点削りきれるポテンシャルがあるという判断で「ブレードレイン」「クラッシュレイン」は不採用でその分ドロソや「チャームマジック」のような低コストスペルに枠を割けているため、事故率は大きく下がっています。
「アングレア」が5tまでに引けなかったという試合はなんと20戦中ゼロ。うち「マナリア」が6tまでに間に合わなかった試合はたった1戦のみという安定感の高さを獲得しました。
それでは、各カードについてみていきましょう。
マナリアの双姫・アン&グレア/双姫の大魔術
能力変更により、5tまでの相手の展開をほぼなかったことに出来るようになった、このデッキの核となるカード。
かなり体力状況が悪くなるような対面でも、5tで一旦5回復入ることの影響の大きさは「ハウリングデーモン」で皆さんも既に実感済みでしょう。
このカードを安着させることはほぼ確定で行えるため、5tまでに何としても引きに行きたいカードとなりました。
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ここから捲って勝てるの凄すぎる。
また、「双姫の大魔術」については大きな変化はありませんが、場を離れたフォロワーにも反応するようになったため、高打点を用意しやすくなりました。きちんとログを確認し、どのような抽選で勝つのかを丁寧に計算すると、リーサル時のミスも減るのではないでしょうか。(場を離れたフォロワーは同じ画面で確認することができないのでご注意を)
フレイア
「マナリアメイド・ハンナ」ではなくこちらの採用。純粋にデッキのマナリアフォロワーの種類を落とすことで、「アングレア」「マナリア」の引きやすさの向上、そして「反転する翼」のあて先にも選定させることができます。マナリアフォロワーではないので、終盤は使いどころが少ないため、「一世の探究」などで排除していく対象にしていきましょう。
チャームマジック
ミラーをはじめとして、1ターンもらうための妨害カード。「マナリア」によって0コストになる点もポイントが高いですね。
ミラーマッチで刺さっていたのが印象的でした。一面埋めるという妨害方法なので、中々「双姫の大魔術」でリーサルが出せなくなります。序盤には引きたくないカード、使いどころが少し少ないので、枚数は落としてあります。
魔術指南
基本的に(ほぼ)チョイスは「ミラ」になるカード。
今までは、序盤の処理に「クレイグ」が必要だったので、その際にブーストのために先に開いておく、というケースがありましたが、能力変更によりその必要がなくなりました。よって、「アングレア」プレイ後に使うことが当たり前になっていくのではないでしょうか。
また、「ミラ」の進化時効果で「マナリアの秘術」を加えて打点を増やすことができるのも使える時があるので覚えておきましょう。
反転する翼
陰の実力者カード。自分に使って一気に「双姫の大魔術」プレイを早めるもよし、ミラーや「機械ネメシス」などのケアに用いるもよし、攻撃力を落としてロックに使うもよし。
様々な活用方法があるので、盤面と相手のデッキに合わせて、どこで使うのが望ましいかを検討する必要があり、プレイングが出るカードの一つです。
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精彩の魔導・アン
入れるか入れないか論争が勃発しているこのカード。
今回の構築では2枚の採用です。
大きな理由としては「アングレア」のサーチよりも「アンの大英霊」を加えておきたいという部分からです。
そもそも、「アンの大英霊」は「アングレア」のエンハンスでも加わりますが、このエンハンスは基本的にあまりやりたい動きではありません。理想は7tに「双姫の大魔術」でフィニッシュしたいですからね。
今回の能力変更で簡単に蘇生できるようになった「アンの大英霊」。このカードを簡単に序盤から用意出来るのはこの「アン」だけです。それに付随して、進化時のサーチ能力や、終盤のドレイン能力が強力ということで採用しています。
「アン」自身もスタッツが優秀で守護もあり、「双姫の大魔術」の打点が高くなりやすく、「マナリアパーティー」がなくてもリーサルになるような状況が沢山生まれました。
ミラーでは、マナリアフォロワーの種類数で差がつく場面も多く、かといってデッキを圧迫しないこのカードが理想というわけです。
回し方など
マリガン
・「アングレア」「マナリア」を全力で探す。
・後攻は「天使の恩寵」もキープ(一枚まで)
進化可能ターンまで
序盤の展開力のある対面には、盤面にちょっかいを出しながら、そうでなければとにかくドローを進める。この二つのプランを相手に合わせて実行し、「アングレア」「マナリア」を探します。
「マナリアパーティー」までもサーチに使って、準備しましょう。
4,5,6ターン目
後攻4ターン目に「マナリア」に進化を切るよりも、手札状況によっては6ターン目に行った方がいい場合も多いため(手札が著しく少ない、「フレイヤ」などフォロワーが手札に多い等)、即座に決断するのはやめましょう。
「アン」(後攻のみ)→「アングレア」→「マナリア」が理想ですね
勿論「マナリア」進化は4tでも十分強いですが、6tだと「グレア」とともに使う動きも出来るので魅力です。
7t以降
7tになったらもう「双姫の大魔術」でのリーサルを狙います。勿論、いつも可能というわけではないため、8tに伸びてしまう場合はきっちり1ターンやり過ごす盤面を「チャームマジック」「反転する翼」で作っていきましょう。
対面への対策
明確な不利対面は「マーズヒーローロイヤル」です。リーサルターンが1ターン早く、面を空けても強く固めてもある程度以上の打点を出されてしまうためです。こちらは、対策してもどうしようもない状況になりがちです。
それ以外の対面は少なくとも微不利以上はつくと考えます。
微不利は狂乱ヴァンプ、葬送ネクロでしょうか。
やはり高火力を簡単に用意出来るデッキには「アングレア」のみで対応しきるのは難しいので、「クレイグ」も利用した難しめの対処が要求される形です。
ミラーマッチや、変身能力を用いてくる対面には、丁寧に種類稼ぎを徹底して、相手のしたい動きをさせずに「マナリアパーティー」を引き込む、「マナリアの秘術」を抱えるといった打点補助を活用しましょう。全く怖がる必要はありません。
まとめ
明確な不利対面もあるので、おそらく環境は動きますが、現状の環境ではかなり強力な立ち位置を築くことができており、能力変更が予想以上にプラスに働いていると言えるでしょう。
皆さんも是非使ってみてください。
ではではまた次回
切札 隼