fujii kaze さんの「音学の世界」
はじめまして。ようこそ秘密の部屋へ。。。
わたくし、この部屋の管理者のナウシカと申します。
藤井風さんの音楽を愛するkazetarianの一人です。
この文章を綴るにあたり、大好きな風さんへのリスペクトを込めて
そして、私のこの心の中に吹く爽やかな風の心地よさを重ねて
表現できたらいいなと思っています。
画像はすべて風さんの公式からお借りしています。
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藤井風のカラーバリエーション
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私は以前、自分のブログで風さんの素晴らしさを
綴らせていただいておりました。
音楽を通じて、地球規模で人類を救う・・・
「愛全奉全」すべてを愛し、すべてに仕えよ。
その言葉通り、音楽の多大なる愛の力。
そんな世界観を風さんの音楽に常に感じさせられるのです。
藤井風さんを語るとき、必ずそこに地球という星
ならではのコンセプトカラーというものがあります。
ファーストアルバムの時はモノトーンで素の風さんを表現
セカンドアルバムでは勢いよく燃え上がる炎のような赤
最新のアジアツアーには「青い地球」をイメージした
クールで大胆なブルーを演出。
その色彩のコントラストが織りなす美しさ
彼の内側から滾々と湧き出るような
「シンプルかつナチュラル」で愛しか存在しない世界
いつも瞑想や深い呼吸で内省し
当たり前に自分と向き合うことで
降りてくる作品とクリエイティブに対峙する
そんな風色の世界がここにあります。
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絶対音感と美しいコード進行
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風さんを発掘した(発見した)マネージャーの
「ずっずさん」こと、河津知典さんも断言するように
彼のたぐいまれなる才能は、「もうすでに完成形」で
すぐにでも世の中に届けられるものだった。
小学校の時から、父親の勧めでYouTubeにて音楽を発信し
ピアノ演奏はもちろんのこと、その歌唱力も折り紙付き。
デビュー前の動画の編集も自作オリジナル。
その腕は確かなもの。
何よりここで声を大にして述べたいのは
「彼の絶対音感とコード進行の美しさ」
彼は自身の「HELP EVER HURT NEVER」
に付随されたカバーアルバム(HELP EVER HURT COVER)の中で
エド・シーランの「Shape of you」をカバーしている。
音符が滑らかに、流れるように奏でられる中で
完全に原曲とは違った柔らかな世界観。
もともとポップな仕上がりの曲なのだが
見事にコードを転調することで新たな音楽の可能性を拡げ
異空間のテイストを創造している。
彼の長く美しい指によって、まるで音符が操られ
クラシックジャズのようなのムーディー感が漂う中
マイナスイオンの森林の中をゆっくりと歩いているような
心地よい空間へといざなわれていくのである。
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新境地の試み
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先月末、アメリカのシンガーソングライターのJVKEのヒット曲
「golden hour」のFujii kaze Remixバージョンが
YouTubeにて公開された。
オファーはJVKE本人からだそうで、実力のあるアーティストからも
彼のクラシックに精通した音楽性の高さに一目置いているようだ。
曲の後半(2コーラス目)から、風さんの歌が始まる。
その歌詞について少し触れてみる。
「黄金色のplanet」
Don't you ever try to break it
(壊そうなんて思わないで)
「たどり着いたsecret」
You'er never ever gonna fake it
(偽ることなんてないんだ)
「目を覚ませば」
we'er gonna fry forever our sky
(僕らは空を永遠に飛んでいける)
JVKE本人のオリジナルとは違い、
この部分だけが日本語の歌詞で表現されており、
おそらく風さんアレンジによるものだと推測される。
前半のJVKEのオリジナルでは女性と二人きりの空間で
彼女が放つゴールドの光の眩しさの描写を表しているのに対して
風さんのそれは、宇宙空間の中の「私」という惑星の輝く境地
「golden hour」自分らしく、心地よくいられる場所へ
たどり着いた至福の金色の時という、恋愛を超えたところにある
ワンネスの宇宙愛を創造されている。
これからまた、新たな「未開の地」へ乗り込んでいく
藤井風の音を、学んで、楽しんで!
自分も共に成長していけたらこの上なく幸せだ。
風さんの音楽の無限の可能性、これまでの常識を
裕に超えていくであろう彼の音楽の不思議な力に
胸の高鳴りを覚えずにはいられない。。。
Fin