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仮面をつけて参加しました。

坂るいすさん」の企画『#仮面おゆうぎ会』(夜毎仮面をつけてニヤニヤする企画)に応募させていただきました。

作者を伏せたまま小説が公開されるという企画でした。誰が書いたか分からない小説が、るいすさんのアカウントから毎日夜9時に投稿されました。この文体は、この雰囲気は誰だろうって思いながら楽しく読ませてもらいました。(全応募作品は6月6日に削除されます)

普段私の文章を読みにきてくれるフォロワーさんじゃない人たちに読んでもらうってたぶん難しいことですね。読者それぞれに好みのジャンルってあるだろうから、タイトルだけで興味ないって思われて読んでもらえないこともありそうだね。

とはいえこれまでの感覚ではコンテストや企画に参加した作品は比較的スキが多い傾向があるんです。でも今回は自分も含め読者全員が審査員でね、あれもこれもスキというわけにはいかない。みんな普段通りにはつけられなかったでしょうね。ちなみに私はやっぱり恋のお話が好きだからそのジャンルにつけたスキが多かったな。

スキを1つつけると、そのつけた小説のレベルがその後の作品にスキをつけるかどうかの基準になってしまったんですが、企画開始後に投稿された小説たちのレベルが高くてね、基準が初めから上がっちゃいました。あ、レベルを無視して自分の小説にはスキつけたけどね。だって自分のはいいよね。

この企画はスキの数で上位何人かが賞金をもらえる仕組みでした。そして応募要項にるいすさんが「自分の好み如何に関わらず作品を生み出す人のことは皆リスペクトしている」と書かれていたのでその言葉に気持ちを委ね、頑張って書きました。るいすさんは私の小説をきっと優しい気持ちで読んでくれるだろうと安心して。

とはいえ応募した人はお分かりだと思いますが、これはほんとはらはらする。スキ一番乗りのかたが救いの神に見えました。翌朝にはもう少しスキが集まっていて一息つけた感じですね。

受賞されたみなさん、おめでとうございました。私の小説へのスキの数は全29作品(最終28)のなかの真ん中より下くらいでした。外部ユーザーからのスキはカウント外だったようですが、全作品のスキの中身をすべて調べてはいないので、だいたいそのくらいという感じ。

応募作品全体のタイトルを眺めるとジャンルが私とは違う感じが多かった気がします。順番は適当に並べてみますが、こんな感じね。私っぽいの、ありますよね?

闇を、書く。闇を、売る。
思い出を消さないで
ワイルドサイドを歩け
また一緒に良い仕事をしよう
近未来 fall in love
餃子味の涙
雨露つたい 骸は何処へ
笹原さんはおしえたくない
マチルダ
交差する雨音
『おはよう』を告げるネコ
Vanillaトレイル
芽生え映え
牡丹の上で猫はキリンの夢を見る
20日ぶり35回目
夜空に舞う桜は
声の告げる先
夕顔
オレにマイクをくれ
悲恋をこえて
蛍売り
付け足されたエンドロール
アイリッシュ・パブで昼食を
多角形の月
わたしはだぁれ
約束
勇者とホストとハローワーク
神さまの手ちがい
不器用な青春を夜に隠す

みなさんのを読んで、私ももうちょっと意外性のあるストーリーにすべきだったかなぁと思ったりもしたけど、うーん、今回は素直な流れの文章でいきたかったというか、そんな感じ。自分としてはこれでよかったかな。こじんまりだけどまとまったし、何よりも気持ちを崩さずに一気に書き上げることができたことにすごく満足しています。

結果発表終了後に自分のページで応募作品を公開するかしないかは自由なんですが、小説と作者の答えあわせをしたいなぁと思う作品がいくつかありました。

そのうちの1つが『ワイルドサイドを歩け』です。登場人物たちの会話が軽快に繰り広げられていって、どういう展開でどこに向かっていくのかな、伏線がいろんな箇所にあるのかなと思いながら読み進めていたんです。そしたら「ああ」と感じるシーンが最後のほうに来て、ものすごく物語が深みを増しました。すごいなぁ。たったワンシーンで一気に空気が変わりました。読み終わってじんわりです。心に残るものがありました。

それで初めはこの小説の作者はあの人だろうと思いながら読んでいたんだけど、読後しばらくして「あ、違う、これはあの人だな」と別のかたを思い浮かべました。みなさんの予想を見る限りでは、たぶんその人で間違いないと思う。知りたい。。

それと、何らかのご事情で消えてしまった小説があったんですが、私はスキをつけていた作品でした。丁寧に書かれていた小説でね、大きな出来事は起こらないけど優しいお話だったんです。主人公が彼女に会えてよかったな、少し前へ進めるんだろうな、そんなふうに感じてあたたかい気持ちになったお話でした。恋愛系のお話だったので、自分と系統が似ている作品にコメントしちゃうと消去法的に自分の作品が特定されやすくなってしまうということに途中で気付いてコメントは控えるようにしたんですが、本当はコメントで感想を伝えたかった作品でした。

私の小説の答えあわせはこのnoteの最後にリンクを貼りますね。それプラス明日、自分のページにも投稿するつもりです。お話にぴったりのトップ画像もかなり吟味して選んだんですが、応募作品のは統一の黄色いものだったのでね、やっと作品に合わせて投稿できます。

そして明日の小説には最後に「あとがき」として、その後のお話を少しだけ追記しますね。もともとその部分、作品に入れるか入れないか、かなり何度も迷ったんです。入れたほうがよかったかもと思わなくもないけど、あのときは入れないほうを選びました。すでに読んでくれたかたも「あとがき」だけでもよかったら読んでね。

私のフォロワーさんも数人スキをくださっていました。ありがとうございます。ほかのフォロワーさんにも優しい気持ちで読んでもらえたらうれしいです。応募期間中にスキをくれたかたもくれなかったかたも、この企画を知らなかったかたも「椿、頑張ったね」という気持ちでスキしてくれたら励みになります。

最後に、るいすさんに。

サポートへの返信で控えめながらも明るく背中を押してくれてありがとうございました。最近小説をちょっと書けなくなっていたので、こうして向き合って書いてみようと思える良い機会を与えてもらってよかったです。書いてみて消してみて、諦めて、やっぱり頑張って、わりと葛藤しました。どんなお話を書くかをなかなか決められなくてね。でも最終的にはあの冒頭の一文、それだけを頼りにお話を広げていきました。

不安な気持ちや最終結果も含め「健闘した」と自分を褒めてあげたい。この企画に応募したおかげなのか、また短いのをちょこっと書き始めています。

それと、いつもるいすさんのnoteを私は楽しみにしています。るいすさんのnoteはほっこりします。るいすさんがバタリと倒れているようなアイコンも実は大好きで、タイムラインに流れて来ると必ずそのお姿を見て癒されています。

あともう1つ、るいすさんだけ気付いてくれるかなぁと狙っていたことがあってね、実はあの小説、ぴったりキリのいい3000文字だったんですよ。コピペのときに「おお」って思ってくれてたらうれしいけど、どうだったかな。

さて長々お読みいただいてありがとうございます。どうしても目次の使い方が分からないのでごめんなさい。

私の作品は・・・





こちらでした。

スキくださったかた、どうもありがとう。感想を書いてくれたかたも、ありがとうございました。

あと、るいすさんがまとめてくださった感想たち、このまとめ、本当に大変な作業だったと思います。ありがとうございます。

るいすさんも、みんなも、今日も元気でね。



#仮面おゆうぎ会
#私でした

お気持ち嬉しいです。ありがとうございます✨