noteの何者な人とかセミとか夏休みの話
何者な人がnoteには多すぎて、ときどきちょっと心がざわざわしちゃいますね。キラキラした才能ある人たち。進むべき道が定まっている人たち。それで成功してる感じの人たち。
人生の目標とか生きる意味とか、ポジティブな生き方とか、そんなのもnoteには溢れていて、やっぱりそういうのに触れたときもなんだかちょっとだけ気持ちが落ちるときがある。励みになるときもあるけど、逆効果になることもあるね。
自分は何者でもなくて先行きもちょっと不安で、メンタル疲れがちで、体も疲れがちで、こんなんで大丈夫なのかなって思ったり。
でも足元にある目の前の一歩を見るしかないんだよね。まずはその一歩、普通の一歩。この普通を大事にする。その一歩をただ進む。
生きるってなんだろ。日々を重ねることかな。
誰かを大事にして、誰かに大事にされて、ときどき一緒に笑って、ときどき一緒に悩んで、あーそれからお金のために働く。この最後はやっぱり重要。生きるイコール働くことでもある。最近よくそう思う。
今日はちょっと頭の中がモヤモヤしてるかも。
人間って、「思考」というものが与えられていて、これが重荷になる日ってあるよね。頭が疲れる。そしたら虫とか鳥とか植物とか、いまだったらセミだな、セミ。こういう生き物たちを見て、本能のみで生きるってどんな感じだろうとか考える。みんみんみんみん、たくさんいるよね。もちろん彼らにも思考はあるはずだけど、第一優先は本能だと思う。食べるとか寝るとか、子供作るとか、生きるために生きる感じ。
いろんなややこしい感情を取っ払って、ただ粛々と生きる。そういうのにちょっと憧れる。まぁそんなふうな境地にはなかなか辿り着けないんだけどね。あれこれ考えたりしちゃうから。
子供が夏休みに入ってからしばらく経った。それがどんな感じかというと、とにかくご飯を作っています。朝からまず軽いものを用意する。学校がなくてお弁当がいらない朝は少し遅くに起きているから、朝食と昼食の間が短い。それが朝食を軽めにしている理由。
朝食のあとに洗濯とかの家事をして、実はこの午前中にちょっとした勉強もしている。少し思うところがあって、やり直し勉強みたいなやつ。これが鉛筆で文字を書くというのを長いことしてないからとても腕が疲れる。でも久しぶりに違う箇所の脳を動かしている気がしてちょっと楽しい。分からないところを子供に教えてもらったりも新鮮。
それからわりとすぐ昼食を作って食べて、片付けたらそのあと少しだけ自由な時間。仕事をすることもあるしオリンピックを見ることもあるし、その日によって違うかな。それから食材の買い出しに行って、今度は夕食を作る、食べる、片付ける。そして夜にまた仕事。こんな感じ。ひたすらその繰り返し。
昨日、勉強を頑張ってる子供に言った。
「ママができることはとにかくご飯作ることだね」
子供がこう答えてくれた。
「それが一番必要で大事」
私の進むべき道は、とにかく日々のご飯を作るという道だな。あ、モヤモヤが晴れたかも。
今日もみんな元気でね。