【傍聴記】田村浩子被告のせいで晒し者になったZ世代

超大物被告と公判の日が被ると起こること。
傍聴券を外した者たちが、「せっかく裁判所に来たのだから」と別の事件を傍聴するため、通常なら全く注目されないショボい事件の傍聴席が埋まってしまい、いわゆる晒し者状態になる。


たまたま運悪く田村瑠奈ちゃんの生みの親、田村浩子被告と公判期日が被ってしまったばかりに見せしめになってしまったZ世代キッズがいた。


札幌地裁の傍聴券はリストバンド型


案の定、浩子ママの傍聴券を外してしまった私は普段なら見向きもしない「大麻取締法違反」の傍聴をすることにした。

被告人の名前はキラキラネーム、もちろん読めない。恐らくZ世代で初犯だろうと勝手に予想しつつ法廷の中へ。


中に入って驚いたのが傍聴席がほぼ埋まっていたことだ。その後も次から次へと人が来て「満席」になり、警備員が「満席です、立ち見はできません!」と呼びかけていた。


弁護士の横に被告人が座っている。
服装はハイブランドのパーカー、ジョガーパンツ、プラチナブロンドに近い金髪をセンター分けにしており、おおよそ裁判に臨む服装ではない。見た目はINIにいそうな感じで、典型的な(アホな)Z世代といったところ。傍聴席の方をチラチラと見ており、ギャラリーの多さに動揺しているのが見て取れる。


人定質問と身上経歴によると
・平成14年生まれ
・札幌市で1番治安が悪い区在住(東京で言う足立区や江戸川区みたいなところ)
・最終学歴は高校中退
・無職
・前科無し

やはり・・・と言う感じである。
閉店後のスーパーの駐車場で交際相手と大麻を吸ってたら職質され、車内から大麻とリキッドが出てきてそのまま逮捕されたらしい。

せめて家の中でやれよ!!!


大麻を吸い始めたのは高校生のとき。
同級生みんなが吸ってたから吸うようになった。
しばらく使用してなかったが、交際相手にせがまれ再度購入するようになったとのこと。

まったく面白くも何ともないありきたりな内容で、被告人もアホなフツーな若者と言った感じ。
本来なら5人程度しか傍聴しないであろう内容なのに、浩子ママのせいで約40人の前で見せしめ状態。
彼もつくづく運の悪い人である。


後日判決言い渡しがあったが、予想通り懲役6月・執行猶予3年だった。前回と打って変わって傍聴席には自分含め6人しかいなかった(この6人はその後の公判目当てで、彼を目当てに傍聴してた人はゼロ)。


たかが大麻、されど大麻。
彼は浩子ママの巻き添えを喰らい、社会的制裁も受けることになった。これに懲りて二度とやらなければいいのだが・・・




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