19世紀の気品を告げる音色:イングラハムのウォルナット・イーストレイク式パーラークロック徹底解剖【モーカルナビPlus・輸入編】
1. はじめに
アンティーククロックの世界を覗いてみると、そこには現代の時計にはない温もりと歴史が凝縮されています。ひときわ目を引くのが、アメリカ19世紀末〜20世紀初頭に製作された木製の棚時計(マントルクロック)たち。その中でも、イングラハム(Ingraham)社の名前は時計愛好家にとって外せない存在です。
今回取り上げるのは、ウォルナット材を用い、イーストレイク(Eastlake)様式の影響を色濃く受けたパーラークロック。正面には、緻密な彫刻と装飾的なペイントガラス(Painted Glass)があしらわれ、置くだけで室内が華やぎます。しかも振り子時計としての機能を備えつつ、ベルやゴングで時を告げるシステムを搭載。いわば「音で時間を知らせる実用品」と「芸術作品」の二面性を併せ持つ逸品です。
本記事では、このイングラハムのウォルナット・イーストレイク式パーラークロックを題材に、アメリカのアンティーク時計の歴史背景や魅力、そして実際に海外で仕入れて転売・コレクションする際のポイントを徹底解説していきます。100年以上前の職人技が詰まった棚時計が、現代の暮らしをどのように彩るのか。その一端を感じ取っていただければ幸いです。
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2. メーカーやブランドの歴史(E. Ingraham Co.)
2-1. イングラハム社の創業と成長
E. Ingraham Companyは、アメリカ・コネチカット州ブリストルで誕生した老舗時計メーカーです。創業は19世紀前半にさかのぼり、当初は「頑丈でリーズナブル」な時計を生産していた小規模工房でした。しかし、19世紀後半になるとアメリカ国内で大衆向けの時計需要が拡大し、イングラハム社も機械式の棚時計や掛時計などを大量生産するように。
同時に、装飾性が豊かなケースデザインにも力を入れ、モダンさと伝統美を融合したスタイルで市場を席巻しました。とりわけウォルナットなどの良質な木材を使った頑丈なケースや、風合い豊かな仕上げは多くの家庭のリビングや書斎、オフィスのデスクを飾る存在に。
2-2. Eastlake(イーストレイク)様式との関わり
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