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【スピード感=リズム】

美容師時代、大型店で働いていた頃
「スピードに命をかけろ!」と言われていました。
インカムからは「カットご新規様入りました。スピードお願いします!」
インカムからずっと「スピード、巻きでお願いします。」

予約が入っていても、飛び込みでお客様が入ってきたら20分予約時間に空きがあれば予約を入れる。(休憩のために枠を空けるのに?)
スタイリスト1人に3名様同じ時間帯にお客様が入ります。
バタバタ目まぐるしい日々でした。

一緒に入った120名の同期は、どんどん辞めていきます。

あれ?私このままじゃ美容師の仕事が嫌いになる…
と思った頃に美容学生時代の友人から
「うちのお店の環境が凄く楽しくて面白い!」

楽しい!面白い!を忘れていた自分がいました。

美容師の仕事が嫌いになる前に笑顔を忘れる前に、、大型店を辞めて友人のいる美容室へ移動しました。

移動先の美容室で、わたしはもっと美容師の仕事が好きになります。
技術はもちろん、リラックスできる空間を提供する。
ここで出会った社長に言われたことと大型店にいた頃の「スピード」の意味が違いました。

社長は私に。。。
スピードが大切って思うでしょ?
スピードが全てではないんだよ。

「生まれ持ったリズム感」を大切にしなさい。

スピードを意識してもクオリティが下がってたら意味がない。

スピードも大切だけど、自分のリズムの向こう側にお客様、自分が笑顔でいるイメージをしなさい。
カットのリズム、ご案内、コミュニケーション声がけのリズム、教育昇進、出店のリズム。【スピード感=リズム】

作業は「苦」として、自分や周囲に伝わるでしょう。
「リズム感の良い仕事をする人には華がある。」


勇気を持って別の会社へ移動して良かった。
美容師の仕事が嫌いになる前に、もっと大好きになりました。

【自分のリズムの向こう側にお客様、自分が笑顔でいるイメージ】

他人ではなく、自分のリズムも大切に♬

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