夕方の海水浴、満月と夜釣り
1週間前日記 8/30 (水)
今日のバイトは頑張ると決意し目を覚ました。なぜなら、バイト終わりにば先のみんなで海水浴をする約束をしているからだ。
小中学生の夏休みも終わり、夏のピークは終わった。客足も普段の日常を取り戻しつつあるのではないかと1週間しかいないが考えてしまう。だからこそ、気合を入れて早めに仕事を終わらそうと動きまくった。しかし、朝の10時あたりに1つの悲報が私の耳に届いた。
「カツオノエボシ、大量発生中」
なんてことだ。カツオノエボシは青色をした海月で刺されると最悪死に至る可能性もあるらしい。ただ、まだ泳ぐまで7時間ほどの猶予がある。海月が波に流されて行くのを祈りながら残りの時間仕事をしていた。
仕事は17時に終わった。夏の夕暮れはまだ高く、雲の後ろからオレンジ色の光を私達に向けている。ここに来て初めて「夏」が好きになりそうだ。急いで着替えて海へと向かった。
ここまで海水浴を楽しみな感じで語っているが、私は泳げない。浮き輪に乗ってプカプカと浮かぶことを私は「海水浴」と呼んでいる。ゴーグルで海の下にいる魚たちを見たり、波止場から飛び込んだりした。中学生ぶりの海水浴にまだ涼しかったあの夏を思い出した。
風呂に入り、飯を食べたら今度は夜釣りに行くことにした。明日は満月、この2週間この月が丸くなっていく成長を露天風呂からずっと見ていた私にとって、今日の月も満月と行ってよいほど大きく綺麗であった。波止場に行くとライトの下に大量の魚と虫が集まっている。あらかた虫を踏み潰して、夜釣りを始める。私は釣りを一度しかしたこと無い初心者だったが、魚が釣れる釣れる。釣れたのはネンブツダイという小さなタイで、その後もカサゴを狙って2時間くらい釣りをしたがネンブツダイしか釣れなかった。それでも初の海釣りで何回も釣れたのはいい思い出だし、竿の投げ方が上手くなった。
リゾバ残り5日で島でやりたいことを全部した気がする。でも、明日は休みだからもっと島を満喫するんだ。
今日の一曲
少年少女 / 銀杏BOYZ