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※ネタバレ注意※K2 483話『光明(後編)』/48巻の表紙が可愛い!/ひまわりの男🌻



K2 483話『光明(後編)』

もっちゃんの翼

高品総合病院を病気退職後、クリニックで非常勤を務めていたもっちゃんはある老婦人(由利子さん)の症状に気がかりなものを見つける。高品総合病院を紹介し、検査にも同行したもっちゃん。果たして、由利子さんはもっちゃんの読み通り特発性正常圧水頭症であった。頭蓋骨内に髄液がたまりその圧迫によって認知症様の症状が出る病気であり、オペによる改善が望める。
脳外科は専門外ながら豊富な知識と経験により、由利子さんの歩行障害をヒントに水頭症を見抜いたもっちゃんの慧眼に感銘を受ける高品総合病院の研修医たち。
もっちゃんもまた、高品総合病院への再訪から、その心の中に再度あかあかと火が灯る感覚を覚えていた。

翼はもっちゃんの中に

もっちゃん初登場のエピソードは426話『まなざし』、K2で高品龍太郎が初登場するのと同時である。
多忙な龍一&淳子夫妻をサポートして龍太郎育ての親ともいえるもっちゃんがバセドウ病で退職したときには、なるほど今は頼りない龍太郎の成長エピソードとしていつかもっちゃんを救う日が来るのかなー?などと思った。
ところが、もっちゃんには彼女自身の力強い翼があって、その翼を癒すのも再び羽ばたかせるのも彼女が主体的に行うことなのだ…と今回のエピソードは高らかに謳っていて、浅い予想が気恥ずかしくなった。
いつか龍太郎がもっちゃんを治療する日が来るとしても、もっちゃんは単なる「救われる対象」では無いし、龍太郎はもっちゃんの翼がより強く羽ばたけるように手を添えるもので、それは患者自身のQOLや治る意思を何より大切にするK2の医者たちの理想に沿うものだな…と感じた。
いつかもっちゃんが完全復帰して、成長した龍太郎と対等な医師同士として渡り合う光景が見たい。

オペの助手に迷わず宮坂さんを指名する一也くん、医療を挟むと積極的かつ素直になれて可愛い。

バードウォッチャーに「ささ身が好きです!」と返す双葉さんもだいぶ可愛い。

ところで高品院長、龍太郎が「心配だから一度見に行った」と適当に過去を粉飾していて笑いました。受け入れ側のK先生にも龍太郎当人にも必要な説明をしていなかったからちゃんとせえと怒られてやっとT村に向かったんじゃなかったかな…? 自主的に早めに顔を出してたらあんなことには……
もっちゃんの前だからっていい格好しましたね…

48巻の表紙が可愛すぎる

かわいすぎ

48巻の表紙が公開されましたね。

かわいい、かわいすぎる!
46巻の表紙に続いて、一人先生がみんなと同じ地面を歩いているのがとても嬉しい。預かってる海ちゃん&龍太郎と歩いているのも嬉しくて、いつものT村の風景が鮮やかに浮かんで来ます。
K先生は生真面目で厳格…という触れ込みの割に、龍太郎がバナナ食べながら後ろついてきても気にしてないし、譲介くんの買い食いの為にコンビニ前で待っててくれたりもするのが素敵ですよね。おおらかで。

サイン会も嬉しすぎ!!
東京会場になんとか滑り込めたので、行ってこようと思います。
ファンレターを書くぞー!

ひまわりの男

原画展描き下ろしイラスト、富永先生のスーツがずいぶん派手でしたね…。勢い余って山奥の村でサーフボードを買った頃の片鱗を感じました。
原画展イラストの一人先生がずいぶん穏やかな微笑みを浮かべているのは、富永が久しぶりに往年のコメディリリーフを頑張っていて、その様子が微笑ましく嬉しかったからかもしれません。
まさに、ひまわりに相応しい人だなぁ…

原画展の控え室はこんなかも

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