eコマースが崩壊する?

今や当たり前のように通販サイトで買い物をしてしまう時代。
そんな中、モラル崩壊、出品詐欺、返品詐欺が横行しているという。

では、詐欺手口を注意喚起しているTAIKIさんの動画をご紹介します。

「今Amazonが危険!急増中の『すり替え詐欺』その驚くべき手口とは?返品× 交換×『うけとったら即終了』」




概要

事業者側の代引き詐欺


購入したものとは違う物が送られてくる。
返品もクレームも受け付けない。

例1
シャワーヘッドを注文したお客さんは、Amazonに勝手にキャンセルされて返金された。
しかし、同時に商品が代引きで送られてきた。(偽物を掴まされる)
それら一連の契約は、Amazonの範囲外で行われたために詐欺業者を特定できずに泣き寝入りするしかない。

出品者情報はデタラメ、他の実際の情報を転載するなどが横行。
詐欺をしてはアカウントを消し、別アカウントで詐欺を繰り返す。
※ つまり、出品者情報は問題発覚時点でしか確かめられない情報だから平気で転載する。

顧客側のすり替え詐欺


正規手続きで買った商品が届くと、中身を偽物に替えて返品するという手口。
Amazon、メルカリ、ラクマで横行している。

例2
ブランド品をメルカリで買った客が、中身を偽物と入れ替えて返品して欺す。

買った詐欺師は、「警察に通報後に着払いでそちらに送り返すから返品対応に応じるか、もしくは取引自体をキャンセルしてこちらで商品を廃棄するかのどちらかを選んでください。」と脅迫めいたメールを送ってくる。
商品を確かめるために返品に応じて商品を回収すると偽物が入っている。

中古品のために返品不可、ノークレームノーリターンでお願いしますという文言は、法的効力はない。

防ぐ手段として、商品にタグをつけるという方法がある。
タグを外せば返品不可となる。

中身のすり替え詐欺では、化粧品のSK-II、美容液のメラノCなど、逮捕者が出ている。

詐欺商品(笑いネタ)


金の延べ棒3キロ:330円
公衆電話:5000円
おにぎりを包んでいたアルミホイル:800円
ティンホイル・ハット:288200円
CMCリング(集団ストーカー撃退アイテム):3800円
CMCパラメリア:1555円

「ティンホイル・ハット」


まとめ

根本原因は、Amazon側など仲介業者の審査の問題でしょう。
膨大な取引相手がいるので審査が甘くなるとか、調べるのが大変だとかは言い訳です。
真っ当な商売をしている人にとっては迷惑でしかない。
取引に入れる業者の厳格な審査はもちろんのこと、詐欺をさせない法律を作る必要があるでしょう。
詐欺師は、刑事罰と利益を天秤にかけます。
割に合わない詐欺はしません。
法律を考えるには難解な作業かもしれません。
いかにモラルを守ること大事であり、経済に効率的で安全な社会を作れるのかという教訓となるでしょう。

これだけの詐欺が発生する理由は何でしょうか?
やはり政治が狂っているからだと思います。
政治が狂うと、エリート層も狂いはじめ、規範意識が薄れ法令遵守をしなくなります。
そのような風潮が世間一般に広がってしまうと、「政治家が悪いことをしても捕まらないのだから、俺たちも違反しても良いだろう。」というような感情に流されて犯罪をしてしまう輩が増えます。
格差が広がると、貧困層からくだらないアイデアを閃いて犯罪でも小遣い稼ぎをしようと考える。
それが世界的にインターネットで情報が拡散されるから、eコマースの世界でも起こってしまうのです。

日本がなぜ平和なのか。
日本人がモラルを守り、相手を信用して取引をしてきたからです。
モラルの低い外国人が入り込むことによって、信用出来ない世界へと変わっていきます。
詐欺師が一番商売しやすい場所はインターネットの世界だということを肝に銘じましょう。

分からない人はいますか?
簡単に言うと、詐欺師が逃げられやすい環境であるかないかです。
eコマースの世界では、商品をどのように管理しようがぞんざいに扱おうが買い手には分からないので低コストで在庫を抱えます。
お客さんは世界中にいますので、配送手続きさえこなせればいくらでも売れてしまいます。
さらに、決済してしまえば、仮に問題となっても原状回復までの作業は買い手からすると大変になります。

一方、実店舗を構えて商売するとコストもかかるし、人手も必要です。
目に見える相手がそこにいます。
実店舗に訪問する人の数も限られます。
来訪者に買ってもらえるように、商品を綺麗に陳列しないといけません。
見せかけが通用しづらい環境です。
詐欺師は簡単に逃げられない環境だし、利益も出しにくいので生きにくい環境です。
しかし、正当な商いでは商売人と顧客の関係は強固な信頼が生まれます。

eコマースの世界で詐欺事業者を撲滅するには、運営側が出品させる業者を厳しく選別するしかありません。
しかし、Amazonなどの仲介業者は顧客の信用よりも目の前のお金が大事なので、選別が甘くなります。
あくまでも仲介者でしかないからです。
ピンハネしているだけの業者です。
いかにして楽して儲けようかしか考えない。
そこにモラルの無さを感じます。

Amazonジャパンが顧客のクレームに応じるのは、お客さんの購買力を維持したいだけです。
クレーム対応がぞんざいだと、次につながらなくなるからです。
当たり前です。
決して、良心から行っているものではありません。
それが外資の考える基本姿勢というものです。

商品を販売するという行為は、大昔から行われています。
近代社会では、以前は商店街がありました。
商店街が潰されて、ショッピングモールが出来ました。
ショッピングモールと競合しているのが、eコマースの世界です。

日本人のeコマースのモラルが崩壊するとき、コストはどんどん増えていきます。
物価が上がります。
そうすると、インターネットで買い物をする利便性はなくなっていきます。
これもまたグローバリズムの弊害と言っても過言ではありません。

商売の基本は、「信頼できる人と取引をする」ということであり、信頼は積み重ねでしか得られない。

商店街の利益受給者は個人商店です。
個人商店の利益を奪ったのが中堅企業です。(ショッピングモール)
その中堅企業の利益を奪おうとしているのが、一部のeコマース大企業です。

何が言いたいのかというと、利益の移転です。
多くの国民が小さな利益で満足しているところへ、中堅企業が大きな利益を得るために個人商店を潰す。
さらに大きな利益を得たいと思った少数のグローバル企業が国内中堅企業の利益を奪おうとする。
この構造も、自民党が作ってきた海外資本による搾取構造です。
そのように法改正してきたのです。
地方経済を廃れさせてきた原因でもあります。

今、AI技術の進化で何が行われようとしているのか。
文章を勝手に作成する技術。
画像を勝手に作成する技術。
ますます、いい加減なものが世の中に出回るでしょう。

かつての電卓がスマホで足りるようになった。
これも利益の移転です。
日本のカシオ電卓は誰でも知っています。
スマホの電卓アプリは無名でも使われます。
しかも世界中でダウンロード可能です。
カシオの社員の利益を世界中のアプリ開発者に奪われていることと同じです。
日本人の利益が海外に流出したことと同じ効果があります。

日本のお米の輸出が増えています。
これだけ日本のお米の値段が上がっているのはなぜでしょうか?
お米が余っているのでしょうか?
それとも足りているのでしょうか?

日本人はよーく考えないといけません。
今の日本で何が起こっているのかを。
自民党が日本人を潰すこと、売国しているという実態を理解しないといけません。
なぜ自民党がこれだけ失態を晒しているのに支持率が一番高いのかを考えましょう。
普通は気付くはずです。疑うはずです。

日本が危機に直面していること、民主主義が崩壊してきているということです。
資本主義、株主絶対主義が度を超えると国家が崩壊するのです。

「米の輸出について」


いいなと思ったら応援しよう!