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プロジェクトが終了した後にすること

『プロジェクトマネジメントの基本』伊藤大輔さんの本から気になったところをメモ

プロジェクトが始まると、キックオフは大体開かれ、そして顧客MTGや設計書や実装などが行われますが、印象に残ったのは、「プロジェクト終了会」をプロジェクトが終わったら行うそうです。

このプロジェクト終了会は、プロジェクトが成功しても失敗しても行うもので、PMがメンバーへの「労い」やプロジェクトが終わりそれぞれの「メンバーが所属先に戻る時に気持ちよく戻れるようにするため」のものらしいです。私の勝手なイメージですが、メンバーと食事したり、オンラインだったらオンラインMTGをプロジェクトメンバーと集まって行う感じです。
所属先が異なるので、元の所属先に気持ちよく戻れるようにするは、「なるほど~」と思ったのですが、「同じ部署の中でプロジェクトが組まれていた場合は?」という疑問が湧きました。もちろん、そこについても記載されていました。同じ部署内の場合は、「次のプロジェクトに気持ちよく参加してもらえるようにするため」に行うとのことです。

ポイントだと思ったのは、プロジェクトが成功しても失敗しても行うということ。プロジェクトは毎回成功で終わりたいですし、失敗しないに越したことはないですが、失敗していい雰囲気でなくても(いい雰囲気ではないというのは私のイメージなので実際は異なることもあると思います)PMがメンバーのモチベーションを上げるために行動していくことが求められているのだと思いました。たとえ大変なプロジェクトだったとしても、PMからプロジェクト終了会の場が作られたら私だったら嬉しいなぁ。やってよかったという気持ちになるのではないだろうか。

PMはプロジェクト中もプロジェクトのやりとり(メンバーの生産性を高めるためのやり取りなど)をしていますが、終わったあともメンバーのことを考えて行動していくのは凄いことだと思います。

逆を言うとPMが諦めや、投げやりになるとそのプロジェクトの生産性や効率が下がるので、PMというポジションはとても重要なのだなと思った次第。常に目的を達成するために何ができるかを考え続けること、一人でも折れずに先陣を進んでいく印象を感じました。

上記のことを意識しつつ、プロジェクトのPMを見てみたいと思います。


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