『本当は付き合っている2人 SEMEはマスター』
表記
マ=マスター(デフォルト名:邑城春樹)
○○=ゲスト名
※一人称や言い回しは変更可
※SEなどは無くても出来ますが、コチラのお話は場面の演出上、もしかしたらあった方が台詞の区切りには良いかもしれません
=登場人物=
・邑城春樹(ゆうきはるき)…Cafe&BarTONARIのマスター。いつものんびりまったりしている。店のお客様でよくご飯を食べに来てくれている受けと密かに付き合っている。2人の時は下の名前で呼びたいらしい。
・○○(ゲスト)…○○にはお好きな苗字と名前を入れてください。
Cafe&BarTONARIに通う、近隣で仕事をしているマスターと付き合っている受け彼氏。昼や夜にご飯を食べに来ていつの間にか密かに付き合うようになる。多分周りは気が付いているだろうなと何となく思っている。休みの日はマスターに構い倒される。
○○「こんにちは、マスター いつものランチある?」
マ「こんにちは、いつものランチ1つ取っておいてあるから直ぐ出しますね。」
○○「うん、ありがとう。今日、午前中の仕事が立て込んでさ…遅くなったから。」
マ「そうだったのですね。お疲れ様です。ちょっとだけ奥のキッチンに取りに戻るね。」
○○「(キッチンの方に声掛ける感じに)なぁ、そう言えば看板クローズになってたけれど。」
マ「ん?はい…おまたせ!オムライスね。そうだよ。○○が来るかと思って扉の鍵は開けておいた。」
○○「あー…何か悪いな。いただきます。美味そう。」
マ「ねぇ、僕と○○の2人しかいないから…」
○○「もぐもぐ…ん?どうした春樹。」
マ「食べさせてあげよっか?」
○○「んっ?!ゲホッゲホッ…な、何言って…」
マ「ふふ…○○ってば何むせてるの」
○○「いや、今のは春樹が悪いだろ!」
マ「あはは、そんな涙目になっちゃって可愛いなぁ。もう。」
○○「おい、何笑って…クソっ…折角美味い飯食べてるのに変なこと言うな。」
マ「……ん?ありがとう♪いつもはもっと可愛く鳴い…」
○○「あーあーあー!はい、この話題はおしまい!春樹くん、俺、食後のデザートが欲しいな!」
マ「いいよ?何が欲しい?」
○○「甘いの…あ、ラズベリーパイ試作してたとか言ってたよな、この前。」
マ「今日もちょっと前に【味見】してたよ?」
○○「それ!ソレが良いな!食べたい!」
マ「……そ?じゃ、あげよっか?」
○○「よっしゃ!春樹の作る飯もデザートも美味いからなー…楽し」
マ「(ちゅ)」
○○「なっ?!」
マ「味見してたから…僕の唇、甘酸っぱいでしょ?あと作るモノにしか興味持たれてないのかなぁって思ったら…ちゅってしちゃってた」
○○「………しちゃってたじゃないだろ、春樹。」
マ「あはは。デザートじゃなくてごめんね。」
○○「………(ご馳走)さま。」
マ「え?何?聞こえてなかった」
○○「ご、ご馳走様!って言ったんだよ!」
マ「ぷっ……あはは。うん!食べてくれてありがとう!でもさ…○○、ちょっとこっちにおいで(グイッ)」
○○「お、おい!引っ張るなって…?!」
マ「(耳元で)お仕事終わったらお家でもっと○○食べさせてね!約束だよ?」
○○「………っ!や、約束できるか!そんなこと!」
マ「あはは、残念!今日はこの位にしておくか…!」
○○「ヤバい!会社戻らなきゃ!春樹、本当にご馳走様!また夜な!」
(SE 喫茶ドアベル音 カランカラン)
マ「また夜な!か…何してあげようか…メニュー考えとこ♪」
おわり