授業上達へ最初の一歩
担任をしていてよい先生かどうかを評価される材料は
一般的に授業が上手いとか
子どもたちに好かれているとか
学級が落ち着いているとかあるけど
客観的に数字で評価される学力検査の結果はどの先生も気にしていました。
それがそのまま先生の評価につながるからです。
学力検査のポイントを1点でもよくするために日ごろから特に国語・算数に力を入れるようになります。
一つまちがえれば近視眼的な小手先だけの無理やり教え込みの授業になりやすいです。
経験年数の浅い先生は仕方ないにしても中堅・ベテランの先生でもそういう授業をする人がいます。
説明と板書と個別指導だけでは子どもにとってちっとも面白くない授業になってしまいます。
そうではなく楽しい分かりやすい授業を目指してほしいと思います。
そのためには操作活動・話し合い・グループ活動・観察・実験・見学などの体験学習を多く取り入れることです。
授業中に活動をたくさん取入れるようにしたら子どもたちも落ち着いてくるし、楽しい分かりやすい授業になってきます。
大局的には学力もついてきます。
40代の頃3学期の終わりに子どもたち一人一人に1年間を振り返って感想を言わせたらある転校生の子どもが「前の学校の先生はよく怒って教えていたけどこの学校に来て楽しい授業が多かったです」と言ってくれ評価してもらい嬉しかったことがありました。