つくたべ(作りたい女と食べたい女)感想 料理描写集

作りたい女と食べたい女に関する感想と考察です。
今回は作中の料理描写に焦点を当てました。
フラットで客観的な意見を心がけてはいますがファンサイドから見ればアンチと言われる立場です。
つくたべファンの方は閲覧ご注意ください。

一汁一菜 

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」1巻より引用

一汁一菜というとまずごはんがあってそこに汁物(一汁)・おかず(一菜)というのが一般的です。まさに上のコマのような献立でしょう。しかし漫画内で似顔絵と共に紹介される土井先生が提唱されてる一汁一菜は「ごはんと具沢山の味噌汁」が基本です。

土井 そう、食との向き合い方に悩む人にとって、わかりやすい入口になるのではと考えたのが“一汁一菜”やったんです。一汁一菜とは、ごはんを中心として、汁(みそ汁)と菜(おかず)それぞれ1品を合わせた和食の原点ともいえる食スタイルです。 "昔の庶民の暮らしではおかずはつかないことも多かったから、実際には「みそ汁、ごはん、漬物」だけで一汁一菜の型を担ってきました。だから、いまだって、おかずをわざわざ考えなくても、ごはんとみそ汁を作り、みそ汁を具だくさんにすれば、それで充分「一汁一菜」なんです。

この理念を理解していたのなら、そしてリスペクトとまでいうのなら、このシーンの献立はご飯とみそ汁だけというのが適切なのではないでしょうか。少食ならばなおさら量的にも適切だと思います。そうでなければ漫画を読んでいる側は上のコマにある形が土井善晴先生が提唱する一汁一菜の形だと思ってしまうでしょう。
実際わたしもそう解釈しました。

その後2巻書き下ろしでも

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」2巻より引用


ふたたび土井善晴リスペクト。

「お味噌汁を主菜にするんですよ」

味噌汁を主菜と言ってるということは、土井善晴式の一汁一菜を実は理解はしているのでしょうか?そのうえで誤解を与えかねない描写をしているのか?
それとも主菜の意味がわかってないのか?
それとも漫画に都合よく解釈して利用しているだけなのか?
いやもしかして、1巻の描写がおかしいとの指摘へのフォローのつもりなのか?
作者の真意はわかりませんが、読者は余計に混乱もしくは誤解をするばかりです。
リスペクトとはいったいなんでしょうか?
その言葉には「尊重する・大切に思う・重んじる・遵守する」という意味がありますが、残念ながらとてもそんな風に扱っているようには見えません。


鮭が2匹

コミックスでは修正されましたがWEB掲載時には2匹となっていました。
絵を見るとパックの中身は切り身です。
2切れが正解ですよね。
まあこのくらいはわかっていてもうっかりなどありますし、可愛いものかなとも思いますが一応参考までに。

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」1巻より引用
ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」1巻より引用



餃子

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」1巻より引用
ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」1巻より引用

ホットプレートで餃子パーティ。
ふたを開けたらあら不思議!すでにひっくり返された状態の餃子が……。
一応小さく「ひっくり返そう」って書き文字があるので、このコマと次のコマの間にひっくり返す作業があったのでしょうが

無理にひっくり返さなくてええんやで

フライパンならともかくホットプレートです。
ドラマではちまちまと少しずつひっくり返す様子が映し出されていましたが面倒臭いだけです。
例えばパリパリの皮が好きだから両面焼きたいなどの理由があるならわかります。しかしそんな描写はいっさいありません。
なぜこんな面倒なことまでしてひっくり返したのか、いまだに謎のままです。

またこれまで何かとつくたべファンから「つくたべ上げの他下げ」として利用されまくってきた「きのう何食べた」にもホットプレートでの餃子会がありましたが、漫画ドラマどちらもできた餃子をまず全部ひっくり返してから食べるというシーンはありません。

↑ 蓋を開けたときも食事中もホットプレートからは餃子の焼き目は見えません。
おそらく他の作品でも現実の食卓でもなかなかないのでは?

いきなり小ネギ

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」1巻より引用

細かいこと言って申し訳ないのですが、この小ネギ。
どこから現れました?
前のラーメンで使った?いや、ないですよね。朝のどんぶりにもありません。
これだけちょっぴりの小葱がどこからか現れては消える。
漫画だからフィクションだからといえばそれまでですが、調理説明の際もスルーされる小葱がちょっと気の毒。

いくら素材を重ねただけとはいえ、自分で小葱素材散らしてたら存在忘れることもないと思うのですが。

ちなみにつくたべはほぼ素材で描かれているといわれています。
食べ物や小物や背景などはもちろん。
メイン人物ですらパーツごとに素材化し、顔パーツを福笑いのように配置したり反転コピペで使い回してるそうです。
それ自体は何ら悪いことではないし同じように製作されてる作家はたくさんいると思います。料理グルメ系でも食べものは素材なことは多いです。
効率を考えタイトな連載スケジュールこなすには必要なのでしょう。
しかしつくたべの場合は素材の多用が絵の魅力みたいなものを殺してしまっている気がします。線が死んでいるというか有機的に見えないというか。
食べ物がおいしそうに見えないのもそのせいな気がします。無機質で食品サンプルぽいんですよね。
そこにきて春日の寄り目で歯茎剥き出しあの食べ方。そしてほぼ食レポがないため余計に美味しそうにはみえないのだと思います。

千両2号なす

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」1巻より引用


ファーマーズマーケットのレシートの記載なんですが、茄子でこんな記載ちょっと見たことないなぁとおもって。
千両2号なすっていわゆる種苗の名前なんですよ。種とか苗につく名前。
お店に商品として並ぶと一般的な茄子なので「茄子」もしくは「千両茄子」という表示だと思うのですが、ファーマーズマーケットなのでもしかしたら農家のこだわりで千両2号と書いてあったのかもしれませんね。
しかしなんで茄子だけなんでしょう。

バケツプリン

最初に云っておきます。
あの材料と調理工程でこのビジュアルは無理です。

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」1巻より引用

このビジュアルにするなら蒸し焼きではなく、ゼラチンや増粘剤などでがっつり固める冷やすタイプでないとできません。
ちなみに春日が話題にしている市販のビッグプリンは冷やし固めるタイプです。
おそらくこの商品のイメージで描いてしまったのかな。



作中と同じ5号炊き炊飯器で同じような材料工程で作ったプリンがありました。

5.5合炊きの炊飯器。かなり上の方まで、5の目盛りの所まで液が達してるのが動画でもわかります。
それでも卵と牛乳だけでは画像のように潰れてしまうのです。
動画でも炊飯器の釜から出た瞬間、横に広がって潰れるのがわかると思います。

作中で自重で云々ともっともらしいこと言わせてますが、実のところ全然わかってないんですよ。
実際作れとまでいいません。でもせめてどんなものかレシピや製作動画を調べればわかることです。
実は後々ご紹介する参考編。
そちらでは既存のレシピから画像や一部文章を参考にしていると思われる描写を紹介していますが、レシピにまでは目を通していないのか頓珍漢な描写をすることが確認されています。
もしかするとレシピを見ても知識がないため頭の中で上手くイメージできないののかもしれません。しかし世の中には調理動画もたくさんあふれています。参考資料には事欠かないはずなんですが。
そもそもこれだけ料理知識がなく恐らく興味もなさそうなのに、なぜ自ら料理を題材にしようと思ったのか。そこからして不思議です。
(つくたべは当初作者個人がTwitter(現X)で連載していたものを後から商業化しています。)

フルーツサンド

これはもうほんと酷いです。
どちらかが時を止める能力者でないと無理です。

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」1巻より引用


まずこれは夜の出来事です。しかも平日仕事から帰って夕飯を作り食べ終えた後。まだ帰りたくないなぁなんて急に思いついて、コンビニに買い出しに行って作り始めたら何時になるでしょう。
早くても21時くらいではないでしょうか。

しかし作中登場するヨーグルトの水切り。これすごく時間かかるものなんです。
いろいろなレシピみましたがだいたい一晩は置けと。長くて1〜2日指定なレシピもありました。



ヨーグルトの水切り自体は数時間もあれば出来るといえば出来るのですが、パンにはさむことを考えるとかなり硬めにしっかり水切りする必要があるのです。
そう考えると最低でも一晩は置きたいところです。
そうでないとパンがヨーグルトの水分吸ってべしょべしょのグッショグショになります。
しかも挟むものも冷凍フルーツですから上手く処理しないとこれまた水が出ます。
レシピの中には出来上がったら一度冷蔵庫で冷やし固めてというものもあるほど。
漫画のように短時間であんなに綺麗に出来上がる様な代物ではありません。


描かれていないだけで実は作ってから食べるまでに一晩かかってるのでしょうか?
最後二人で食べてるシーン。実は朝なんでしょうかね。確かに朝食にちょうどいいメニューとは思いますが。

真夜中のドーナツ

ただ揚げただけのドーナツ。素ドーナッ
しかも大量。
あれこれデコれとまでいわないが、せめて砂糖くらい振りかけないのでしょうか?
春日はあんな大量に飽きないのでしょうか?味覚が無いのでしょうか?単なる食べつくしなだけで味はどうでもいいタイプなんでしょうか。
それともサータアンダギーのように生地自体が甘いのでしょうかね。
全くその辺説明無いので想像するよりほかありません。

ラッシー

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」3巻より引用

実際作ってみましたが、ヨーグルトを牛乳で割っただけは甘味がなさすぎです。
一応加糖のヨーグルト使いましたが、砂糖かハチミツ混ぜた方がいいです。
実際、ネット上にあるレシピをみても必ずはちみつなどの記載があります。
しかもレモンを入れるのでヨーグルトの酸味と相まって酸っぱいばかりのラッシーになります。
まぁそれが好きならそれでもいいのですが味に関する記述は一切なし。

レシピが無くとも味に関する描写でもあればおおよその見当もつくのですがそれすらないのだから、いくら公式がつくたべタグを乗っ取って「作って食べたよ」報告してねと読者に迫っても無理な話です。
そうXのつくたべタグというのはこの漫画発ではないのです。
元々あったタグをちゃかり利用。
それが批判だらけになると公式からいつの間にかしれっと外してたんですよ。

少ない道具で作るみそ汁

私の大好きなやつです。
見た瞬間エェェェェェエエエエエ!となりました。

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」3巻より引用

一目瞭然ですね。
これのどこが道具が少ないなんでしょう。
やかんとお椀除いても3つもあります。
一番要らなそうなのが味噌漉しですかね。
味噌漉しに関しては味噌の種類によっては必要な場合もあるようなので、味噌汁づくりにおいて絶対いらないものとはいえません。
しかし今回は道具を少なく簡単にというテーマ。さすがに選ばない道具だと思います。
出汁などもいまはステック状のものがあります。絵的に必要だったのかもしれませんがおさじもなくせます。
具材も乾燥の汁の実や乾燥わかめ、豆腐に関しては細かくきってある高野豆腐を使えばハサミも不要です。

ちなみに数日前に究極簡単な味噌汁の作り置きをネットで発見したんですが、なんと出汁入り味噌にいろんな具を混ぜ込んで冷凍するという技でした。
味噌は冷凍しても固まらないのでそのままスプーンで掬いだして、お湯に溶かすだけで味噌汁になるんです。


つくたべのカンタン味噌汁なんかお話にもなりませんわ。

パウンドケーキの謎

オーブンから出した焼きたてパウンドケーキに粉糖を振る野本。
ヲイ!ヲイ!待て待てと言いたくなるシーンでした。
熱いものに砂糖かけたらどうなります?
溶けますよね。
特に粉糖はとてもデリケートです。湿気だけでもすぐとけます。
だから絵のように白くふんわりした状態になんてなりません。
本来は粗熱をとってからなんですよね。
矢子とのリモート通話中を描いたワンシーンなのですが、会話内容からもそれほど時間が経っているとは思えません。
それとも泣かない粉糖なんでしょうかね?
泣かない粉糖でも粗熱はとってからと注意がありますが。

※焼いたりするパン、お菓子にご使用になるときは熱いうちにまぶすとシュガーが溶けてしまいますので粗熱をとってからご使用ください。


ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」3巻より引用


ちなみに泣かない粉糖(デコレーション用粉糖)以外の粉糖を使うと、時間経過でも溶けてなくなります。
まぁ5時間くらいかかりますが。
プレゼントなら泣かない粉糖がいいぞ野本。

ゆざきさかおみ著「作りたい女と食べたい女」3巻より引用


そして上記の絵をみてもう一つおかしなことに気づきました。
焼きたては割れ目が入るほどしっかりと膨らんでます。
しかも途中で切れ目入れなかったのでしょう、真ん中から外れた場所に切れ目が出来ています。
なのになぜかスライスされたものは綺麗に均一に正方形です。
何処かの段階で成型したのでしょうか?


下の画像を見ていただくとわかると思いますが、一番端のあまり膨らんでいないところをカットしてもつくたべほど綺麗な正方形は出来ません。
どうしても上の膨らんだ部分が山になります。

ちょうど割れ目の付近をカットしたところですが、しっかりと山型で割れ目も残っています。

元動画です。

ちなみにこの動画はプロのパティシエによるものです。
素人だから不揃いになるわけではありません。

つくたべみたいにすべて均一にしようと思ったらそれ用の作業が必要です。
この膨らんだ山の部分をそぎ落としたり、もしくは熱いうちに下にしておいて平らにするなど、一本のパウンドでも全部同じ形にしようとするなら整形という作業が必要になります。
しかしどこにもそんな描写はありません。

こういうのはやはり作ったことが無いとわからないんだろうなとは思います。
でも経験や知識が無いならせめてもっと早く、連載1回目から料理監修を付けるべきでしたね。
すべてが後手後手です。
私がつくたべは料理や料理グルメ漫画を舐めてるというのはこういうところです。
明るくない分野であるなら早々に監修を付ける。もしくは信頼できる相談先を持つべきでした。
そういった判断をしなかったのは編集の責任でもあります。


さてここからは参考編です。
公式側からはなんのアナウンスもないけれど、元ネタこれかなぁとわかるものを集めました。

甘やかしうどん

鍋焼きにエビ天とお揚げが乗るというスタイル。
普通につくたべファンからも「甘やかしうどん」と呼ばれてしまうこのうどん。
羽海野チカ著「三月のライオン」に登場する鍋焼きうどんです。

さすがに甘やかしうどんとまでは名乗ってませんが、元ネタを知ってる人はあれだなとすぐにピンとくるでしょう。


小倉トースト

スケラッコ著「しょうゆさしの食いしん本」のvol.12 名古屋めし・小倉トーストからだと言われています。

小倉トーストを作る工程がほぼ同じなうえ砂糖の量に驚いたり「ずっしり」という餡子に添えられた擬音が同じ且つ似たような文字デザインなど、ところどころ参考にというか、がっつり見て描かれたのかなと思わずにいられないコマが確認できます。



たまごサンド

つくたべのほう少し回転掛けて角度調整しました。

SB食品が提供するレシピサイトですがかなりそっくりですね。
お皿が木なとこも同じです。
矢子が一口たべて「からしが効いてて美味しー」というのも画像につけられたキャプションからでしょう。
ただレシピまではみてないようで、この形状のサンドイッチとしてはありえない卵の焼き方を描写してしまうのです。


くるくるという擬音からもわかるように、焼けた卵を巻き込んでよくあるだし巻き卵の形(棒状もしく厚めの板状)を作ろうとするやり方です。
ところがレシピサイトはというと

【3】フライパンにサラダ油を熱し、【2】を加えて菜箸やヘラなどで混ぜて半熟状にします。半分に折りたたみ、食パンのかたちに四角く整え、返して裏面も焼きます。

https://www.sbfoods.co.jp/recipe/detail/07750.html

半分に折りたたむんです。
パンの形に合わせて卵を焼くんです。
そうでないととても写真や絵のようにはなりません。
四角にカットするならまだしも三角はまず無理でしょう。


こちらの手順4の動画を見ていただくとイメージできるかと思います。


ビジュアルやキャプションなどぱっと見て分かる部分は参考にするけど、レシピまでは参考にされないようでこういうトンでも描写がこの後も続きます。

ちなみにこの当時すでに調理監修が付いていたはずですが、この回に関してノータッチだったのでしょうか?
監修の方も厚焼き玉子のたまごサンドのレシピを発表されていますが、つくたべのように巻いてはいません。
おそらく見せていれば指摘があったのではないでしょうか。

ミルフィーユハムかつがザクザク


これもスケラッコ先生が関わったのWEBエッセイ漫画「23時のおつまみ研究所」からです。
(小田真規子:著、スケラッコ:イラスト)
特徴的な盛り付けがよく似ています。
おつまみ研究所のレシピ見るとわかるんですが、作業工程上の仕様でミルフィーユの断層見せるために1/4にカットしないといけないんですよ。
つまり必然性があってこの盛り付けなのをつくたべは理解せずに真似してしまったのだと思います。
だからあれほどレシピを見ろと・・・・・・・。

おつまみ研究所のレシピでは、まずハムを最初に半分にカットしてそこに衣をつけて揚げているのです。
だから1/4にカットしないと断面が見えないのです。
対してつくたべは1/2の状態で断面が見えていることから、ハムを切らずに調理していることがわかります。
すでに断面は見えているのだから一部だけを1/4カットする理由が元ネタのようには無いんです。
そもそも春日はパウンドケーキを一口で食べる女ですし、野本もそれを見てキャッキャ喜ぶタイプです。
1/4にカットする必然性がつくたべには全くないのです。

そしてこの元ネタがわかったことで、誰もが意味不明だった「ミルフィーユハムカツがザクザク」という春日の謎の食レポの意味が分かったのは感慨深くもありました。

元ネタによると「中のハムを薄切り重ねたミルフィーユにすることで厚切りのものより柔らかく、その柔らかさとの対比でより衣のザクザク感が強調される」というものでした。
それをつくたべは理解したのかしていないのか、雑に「ミルフィーユがザクザク」とやるから意味不明な食レポとして読者の頭を悩ませることになったのです。

しかしここまでやるならどうして参考先として紹介しないのでしょう。
上記のミルフィーユカツの掲載先はダヴィンチです。つくたべ同様KADOKAWAです。
相互宣伝になってwinwinではないでしょうか。

参考にするのはいいと思うんですが、ここまでがっつり参考にしたことを毎回黙っているのはどうなのかなと個人的には気になります。

最近、「天狗の台所」という田中相先生の漫画を読みましたが、参考元があるときはきちんと参考文献として作中で紹介されていることに感心しました。
これはドラマにも受け継がれていて、ドラマの舞台である家の本棚にその本があるのが映し出されたりと、リスペクトのリスペクトが感じられとても気持ちのいいものでした。
元ネタや料理に対する愛を感じます。

つくたべは作中で「リスペクト」という言葉をだすわりには、その辺りの感覚がないように思われます。




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