【The Texas Chain Saw Massacre】血液特化膝治療コックの奨め
今から始める身内向けに、ストレスフリーな血液特化コックについて纏めました。
ソロ・PTある程度どちらでも対応できる構成ではありますが、お互いに構成を理解したPT向けの構成となっています。
■現在のコックの主流について
現在使用されているコックは主に3種類に分かれていると考える。
南京錠の解錠難度を50%高める(誤植?どうやら実効果は50%低下させる≒解錠効率を半減させると思われる)『暗証番号』を採用した「暗証番号コック」
持久力改善に『折れない心』、火力上昇に『ノコギリ刃』を採用した「ムキムキコック」
残虐度MAXと聞き耳範囲上昇+10%、リチャージ上昇+67%を取り、ひたすら聞き耳しながら要所で立ちん坊しながら突っ込んできた犠牲者を追い払う「固定砲台コック」
これらはあくまでも私見による分類であり、大抵の場合においてこの内の1つから2つを兼用したスタイルに振ったコックが多く見られている。
ただし、どのコックも前提条件として『偵察』や《野外警報機》はほぼ必須であり、それに応じて特性Pは24、ないしは27に固定され、無駄のないステ振りを要求される傾向にある。
少ないステータスをいかに持久に振るか、もしくは火力に振るかと言うのがサブ火力兼探知役であるコックに求められるものであり、だからこそ「思うようにプレイができない」と敬遠される理由に繋がっているのではないかと考える。
■メタ環境の変遷について コック使いの視点から
コックを語るにあたっての前提として、これについても記載しておかねばならない。
現在、コック(とくにヒッチ・コックの組み合わせ)は一家陣営におけるトップメタでありながら、明確な脆弱性を抱えている。
コック使いであれば誰しも一度は経験したことがあるであろう、コニー&ジュリーによる鍵開けRTAだ。
コック(とヒッチハイカー)は置物を設置するという性質上、起動までが非常に遅い。食肉処理場なんかでボヤボヤしていると設置に1分、そこから血集めに1分……なんてやっているうちに、正面と裏に同時鍵開けRTAをかまされ、犯人を追っかけている間に3脱出(あるいは4脱出)なんて事が往々にして発生する。
無論、連携の取れていない野良であればそうそう無いことではあるが、高レベルとなってくるとそうもいかない。
一家、犠牲者共にPTがデフォになり、その連携力も野良とは比較にならない程上がっていく。
こういったPT対策として初動シシーが血液回収することで高速で《野外警報機》を発動させる「コック・シシー」であったり、いっそ地下でスマブラを仕掛けて犠牲者を1人2人間引いてしまう「ジョニー+α」の組み合わせが流行ったりと、ある意味で健全な程にメタ環境が回っている。
上記のように高速でメタ環境が循環しつつも定まらない致命的な要因としては、やはり「トップメタであるはずのコックの足が遅すぎて火力要因足り得ない」ことであると考える。
無論、初期残虐度35から繰り出されるほうきパンチは、コニーやソニーといった低耐久のサバイバーからしてみれば脅威であろう。
但し、それはあくまで味方がコックの元へと犠牲者が追い込むことで成り立つものであり、所詮は走ってもまともに追いつけないクソザコ固定砲台である事は念頭に置いておかねばならない。
というか寧ろ下手に追いかけようものなら、聞き耳を使う機会を潰し、結果的に一家を窮地に追い込んでしまうこと他ならない。
つまるところ、現状のコックは「火力は今ひとつ」「グランパの起動も他人任せ」であり、遅延と探知力という2点のみの評価でトップメタの地位に君臨しているといっても過言ではないだろう。
■第四の選択肢、血液特化コックについて
であれば、現状コックが改善すべきところは何処であるか。
ここで選択肢に上がってくるのが、今回おすすめしたい「血液特化コック」だ。
血液回収能力に35P、残りを持久力に。
更に回収効率をあげるために『偵察』と『普遍のドナー』を採用している。
これにより、ちょうど血液バケツ3つで101となり、いち早くグランパを起こすことが可能になる。
■何故コックで血液バケツを回収するのか
本来であれば、足の遅いコックが血液回収係になるのは非効率極まりないと思えるだろう。
しかしながら、これには2つの明確なメリットが有る。
ひとつは上記の「コックが持てる役割を増やすこと」。現状のコックにおいて、期待されているのは遅延と索敵であり、火力は上振れ程度。詰まる所、信用における程度のものとはとても言えない。
であるならばいっそ、初期ステータスで最低限度のダメージを与えられることに絞り、他の一家……特に相方であるヒッチハイカーの仕事を少しでも肩代わりし、安定させるというもの。
そしてもうひとつは「コックの初期開始位置は他一家に比べて内側に近いこと」だ。
この点は特に「一家の家」「食肉処理場」で顕著であると言えるだろう。
ヒッチやシシーの開始位置はマップ端であるため、移動や罠設置、バケツ回収をしているとRTAに間に合わないこともしばしばある。
反面、コックであれば「一家の家」なら2F、「食肉処理場」であればMAP内側開始と移動距離が短い。更に言えば、どちらも3つ以上のバケツに即アクセスできるため、開始30秒程度でグランパ……もとい、《野外警報機》を起動させることができる。
■南京錠との兼ね合いについて
無論、これはあくまでも最速の話。実際には南京錠設置なども行わなければならないため、もう少し時間はかかる。
ともすれば、如何にして時短を極めるか。
私が至った答えは「南京錠の設置は必要最低限or後回しにして、血液回収を最優先にしてしまう」というものだ。
一見、危険極まりないNoob行為に見えるかも知れないが、そもそもとしてコックの負けパターンの大半が「《野外警報機》発動前に正面、ないしは裏門にRTAを仕掛けられ、解錠に気づかず逃走を許してしまう」ことであり、そもそもとしてそういった状況になるのであれば、大概の場合「南京錠なんて意味を成していない」ことが多いのだ。
故に、この構成における最優先の項目は最速で《野外警報機》を発動させるかに特化したものであり、以下に記載するMAP毎の移動ルートはそれを前提に無駄を省いたものとなっている。
尚、MAPはMAP GENIE(https://mapgenie.io/texas-chain-saw-massacre)様より白地図を拝借しています。
■一家の家における運用論
「一家の家」における血液特化コックの動きはごく単純だ。
2Fの開始位置から最短のバケツを3つ確保し、即刻グランパを起こしてからゆっくり鍵をかけていく。
裏口鍵を隠れるのが若干遅れるが、開始1分弱で家脱出までかましてくることは、よほど上振れでも無い限り起きないため無視しても良い。
青・緑どちらのルートでも、最短ルートのバケツは大概1つ2つ欠けているため、ある程度は柔軟な動きを要する。
フォーカスの使用は最低限度に留め、目視できない位置のバケツ特定メインに使うと吉。
■ガソリンスタンドにおける運用論
ガソリンスタンドに関しても、南京錠の運用方法という部分を除けばそう難しく考える必要はない。
開始したらまずは速攻で後方扉に鍵をかける。正面2箇所の門に掛けるより効果的であり、何より《野外警報機》発動後に南京錠を2つ残せるのが大きい。
現状、南京錠を掛けたとしてもコニーのRTAで突破される事が大半であるため、門にかけるのは有用とは言い難い。
特に南京錠をかけた門が備え付けの鍵ごと破壊された場合、その扉には二度と南京錠がつけられなくなる為、その後の防衛がガバガバになってしまう。
そのため、一度突破された後に再度南京錠を掛けると言う形にすることで、コニーの通った道を潰して余裕を作ることができる。
あとはグランパが家で寝ているか、軒先で寝ているかを開始ムービーで特定し、後はそれに応じて青か緑のルートで進むだけだ。
■食肉処理場における運用論
このMAPにおいては、グランパの位置ではなく配置された血液バケツの位置によってルートを変更する必要がある。
より具体的に言うのであれば、開始後ハンギングルームに入った直後にあるバケツ、及びその隣のバケツが両方生成されているのであれば青ルート、そうでないのであれば南京錠をかけて緑ルートを進むのが吉。
ハンギングルーム内の回収ポイントは、基本2箇所以上生成される事がほとんどだ。だが、極稀に下振れた場合、入口の1箇所しか存在しないなんて言う地獄みたいな生成になることがある。そうなった時青ルートだと目も当てられない結果となってしまう。
最も、下振れる事は極稀なので、運ゲーによる大負けが許せる友人同士でやるのならいっそのこと割り切ってしまうのもアリかもしれない。
■最後に
先述の通り、あくまでこれはPTでの運用を予定した構成である。
そのため、地下での攻防が十全でなかったり、極端にレザーフェイスが慣れていなかったりすると間に合わない可能性も十分に存在する。
この構成自体が、最強グランパパークである《野外警報機》に頼り切った構成であるため、予定外の事象が発生した場合、大負けに繋がるリスクが常に付きまとうことは念頭に置いておきたい。
まあ、そのときは色々と諦めて、ひたすら聞き耳でもしてポイント稼ぎをするマッチなんだと諦めよう。
もしほかにも面白そうなコックの構成であったり、その他意見等があればTwitter(https://twitter.com/GreenGr57595291)の方までご連絡いただけますと幸いです。
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