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ショートへアが似合わない
髪を切ったことを若干後悔している自分がいる。
夏場、伸びに伸びた髪の手入れがどうにもしんどくなって思い切って切ったまでは良かった。髪をショートにして約3ヶ月、自分の気持ちが上がらなくなった。
最初の変化はメガネだった。それまで顔周りで巻いていた髪が短くなったことで、アレンジ(と言える程大層なものではないけれど)することが無くなり、それなりに「可愛い」と思えていた「メガネを掛けた自分」が「可愛い」と思えなくなった。「メガネを掛けた自分」を「可愛い」と思うには髪の力も偉大だったんだなとそこで知った。
次に服が軒並み似合わなくなった。当たり前だ。
私が好きなのはガーリー・可愛い寄りの服で、そこにボーイッシュなショートヘアが合わさるとどうしてもちぐはぐになってしまう。ちぐはぐを楽しめる人ならまだしも、私は「調和」を大事にしている部分がある。可愛いお洋服には可愛いと思える髪型が大事だと身をもって知った。
そもそも何で髪を切ったか。
最初にもちらっと書いたが、心身の不調で髪の手入れがしんどくなってしまったから。毎晩のお風呂が辛くて、シャンプーの時間が苦痛で、切った。
切った当初は良かった。苦痛だったお風呂とシャンプーの時間が短くなって、これがショートの醍醐味とすら思った。
けど日々が過ぎるごとに、鏡を見るたび憂鬱になる自分がいる。最初はまだ本調子じゃないのかも、と思っていたが、いつまで経っても憂鬱が消えない。髪型が憂鬱の原因と気がついたのは最近のことだった。
ショートヘア自体は良い髪型だと思う。スッキリして見えるし、大人っぽくもボーイッシュにも寄せることが出来る。ただ私の心には合わなかった。
とまぁ、嘆いていてもすぐに伸びるわけではない。私は伸ばして切って、を繰り返している人間なので、もしまた髪を切りたくなった時用にこのnoteを残しておく。