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あきやさん講演会を聞いての自分語りその2

2024年7月6日に行われたあきやあさみさんによる「“なりたい自分”はどんな服を着る?練習から始めよう!」講座を聞いての自分語りです。


恥ずかしいは気持ちいい

ファッションで「恥ずかしい」と思ったこと、何かな〜と思い返してみると、幼い時のことを思い出しました。

幼い時の私は、問答無用で買ってもらった服を着ていました。身体が周りの子よりも大きく、今より肌も弱め。加えてお家の方針的にスカートがあまり…というお家だったので、大抵ズボンを履いていました。髪が短かったこともあり、男の子に間違われることも。

ある時、某ショッピングモールに家族で行った時のこと。その時もいつも通りの格好をしていましたが、ふとガラスに写った自分を見た時に「恥ずかしい」と思いました。
具体的にどういう格好をしていたのかまでは覚えていません。特段変な格好もしていなかったはずですが、その時の自分は何だかちぐはぐだと感じたことは覚えています。
恐らくファッションで初めて「恥ずかしい」と感じた出来事でした。

「恥ずかしい」まではいかなくとも、「何か違うかも」と思ったことは多々あります。それを特に感じたのは学生時代、メガネを日常的に掛けていた時です。
自分なりに髪を整えて、服を選んで着て、そこまでは良い感じなのにメガネを掛けた途端に「ダサい」。今思えば、メガネの形が顔と合っていなかったんだな〜と思いますが、昔の自分はそんなことを知るはずもなく、すぐにダサくなるメガネが好きじゃなかったし、目が悪くなった自分にも嫌悪を抱いていました。

メガネ問題は一時期コンタクトに変えたことや、megane and meで「これが良い!」と思ったメガネに出会えたことで解決しています。昔の自分へ、君に似合うメガネはちゃんと世の中にあるよ。

「恥ずかしい」と感じたファッションも、今思い返してみれば自分の心に合ったものでは無かったんだなぁと思います。
本当はスカートが好き、ワンピースが好き、女の子らしい服を着たいと思っていたのに、買ってくれるのはいつもトレーナーやデニムのズボンばかり。恨みはしていませんし、もっと「私はこれが着たいの!」と主張すれば良かったのかもしれません。何にせよ、今の自分を形作ることになったひとつの経験だと思っています。


センスと直感・理論の話

センスは先天的か後天的か、私は後天的だと思いました。そもそも私は、世の中にあるものはセンスがあるものだと思っているので何を選んでもセンスがある人間にはなれると思っています。

それはそれとして、センスが後天的だと思った理由は「何を選び取るか」というところで、自分の過ごしてきた環境や感じたことに左右されると思ったからです。
「知識」「経験」「選ぶ決断力」が「センスの良さ」につながる、と講演内でもお話がありました。「知識」「経験」「決断力」をつけるために練習が必要なことも。

また、講演内で「服を買うときに直感か理論か」という問いかけもありましたが、私は完全に直感派です。ピーン!と来たらすぐ買っちゃう。なので実際困ることもあります。上様トートの時とか…。
「直感派の人は少し理論を入れてほしい」とありましたが、「知識」「経験」の練習を積む必要がありそうです。と同時に、試着の旅をサボりがちな自分に喝を入れられた気持ちになりました。いやすみません…暑くて何もやる気が出なくて…。

あと驚いたのが、あきやさんの完璧な手のアクセサリーたちも10年悩み続けた結果だったということです。私はすぐに結果を出したがりな人間なので、10年…10年!?と驚きました。「センスが良い人は皆練習をしている」ということは、あきやさんも毎日ああでもないこうでもないとした日々があったのかな、今もそうなのかなと思いを馳せるなどしました。

ひとまず定番商品の試着に行ってみたいところです。


チェックリストどんな感じ?

私の制服化達成チェックリストは甘々大体判定でこんな感じでした。

【制服化 第1ステージ】
☑︎服を買う時は、試着をしてから買っている
☑︎余裕がある時はサイズ違いや色違いも試着している
☑︎なりたい「キーワード」が見つかっている
☑︎全身鏡を持っている
☑︎お気に入りの靴が一足ある
☑︎お気に入りのバッグがひとつある
☑︎お気に入りのアクセサリーがひとつある
☑︎靴/バッグ/アクセサリーのお気に入りポイントが言語化できる
☑︎服を自分で手放したことがある
☑︎クローゼットの中に「自分で選んだ服」が半分以上ある
→10項目達成!

【制服化 第2ステージ】
☑︎服を買う時に「洗えるかどうか」など気になるポイントをチェックしている
☑︎店員さんに積極的に質問したり、アドバイスをもらったりしている
☑︎なりたい「コンセプト」を持っている
☑︎お気に入りのブランド名(ショップ名)をふたつ以上言える
☑︎自分のクローゼットの中身を大体把握できている
☑︎服を年2回以上手放している
☑︎日常使い(仕事や家事など)でお気に入りの服が一セットできている
☑︎友人と遊びに行く時に「この服着よう」と思える服が一セットできている
→8項目達成!

【制服化 第3ステージ】
☑︎気になる服があったら、すぐにネットで詳細を調べている
☑︎店員さんとの会話がなんとな〜く楽しめている
☑︎年に2回以上「靴/バッグ/アクセサリー」の手入れをしている
☑︎自分のクローゼットを見て「私らしいな」と思える
→4項目達成!

現在2年目でこんな感じでした。甘々大体判定ではありますが、意外と達成できているんだな、と思いました。

そもそも自問自答ガールズとなった時の服に関する悩みを見返してみたんですが、
・「似合う」と「好き」の両立ができない
・お仕事に着て行く服が惰性のローテーション、自分の気持ちをアゲるためにも制服化をしたい
・服の趣味がとっ散らかり気味なので軸を作りたい
……どれも割と解決してきている気がします。

「似合う」と「好き」問題、最近はシルエットは似合うものにして、その他は好きな要素でまとめるようにしています。どうしてもシルエットが似合わないもの(裾が広がっているスカート等)は無理やり着ています。そもそもデザインが好きなものなので、無理やりと言ってもあまり悩まず、むしろ楽しく着ています。
お仕事に関しては退職し、長〜い人生の夏休みを経て、新たに服装自由な会社に転職が決まりました。初出社日がまだ先なのでなんとも言えませんが、面接も私服で行ったので特に何も言われない気がしています。
服の趣味に関してはコンセプトを決めてジェフリーちゃんを迎えたことで、だいぶ固まったというか、ジェフリーちゃんに似合わないものは全て手放し、買わないようにしているので、そこまで悩むことはなくなりました。やはり靴から、靴から決めるのすごい大事です。

いつの間にか解消されていたんだなと思うと同時に、自分なりにでも自問自答を続けて良かったと思いました。

自分のベストコーディネート、作るぞ〜!!!

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